特許
J-GLOBAL ID:200903018392742370

乗員位置検出装置及び方法並びに乗員拘束システム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-292076
公開番号(公開出願番号):特開平6-206514
出願日: 1993年11月22日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 車両の乗員の位置を検出して車両用の乗員拘束システムの作動を好適に制御する。【構成】 エアバック26の格納位置からの乗員34の距離を検出するために、ダッシュボード24に取り付けられた変位センサ60と、乗員の頭上の天井部に取り付けられて複数の視野VF1〜VF8を有する赤外線センサ70とが設けられている。これらセンサは、該乗員の距離に対応する出力を制御装置50に供給し、制御装置は、それら2つのセンサからの信号の少なくとも一方が、乗員がエアバッグ格納位置から所定距離以上離れていることを表わしているときに、乗員拘束システム20にイネーブル信号を送出してエアバックが膨張可能な作動状態にし、逆に所定距離以下の場合は該エアバックを不作動状態にして、乗員がダッシュボードに近接している場合にはエアバックが膨張しない。なお、距離に応じてエアバックの膨張の程度を制御しても良い。これにより、乗員拘束システムの適切な制御が可能となる。
請求項(抜粋):
車両の車室内の乗員位置を検出する装置において、前記車室の前部近傍の既知の位置に取り付けた第1検出手段であって、前記車室内の所定基準位置に対する相対的な乗員位置を検出し、且つ、該乗員位置を表わす第1電気信号を送出する、第1検出手段と、前記第1検出手段より後方の乗員に近い位置に取り付けた第2検出手段であって、前記車室内の前記所定基準位置に対する相対的な乗員位置を検出し、且つ、該乗員位置を表わす第2電気信号を送出する、第2検出手段と、前記第1検出手段と前記第2検出手段とに接続され、前記第1検出手段からの前記第1電気信号と前記第2検出手段からの前記第2電気信号との少なくとも一方が、前記車室内の前記所定基準位置に対する相対的な第1所定位置に乗員が位置していることを表わしているときに、電気的イネーブル信号を送出する、制御手段とを備えたことを特徴とする乗員位置検出装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-342639

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