特許
J-GLOBAL ID:200903018402339650

低温運転性に優れた軽油組成物およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤野 清也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-245297
公開番号(公開出願番号):特開2001-064661
出願日: 1999年08月31日
公開日(公表日): 2001年03月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ディーゼルエンジン燃料として、低温環境においても通油に支障をきたさない優れた実用性能を有する軽油組成物及びその製造方法の提供する。【解決手段】 本発明は、特定の蒸留性状(50%留出温度が260°C以上、90%留出温度が300°C〜350°C。)、セタン指数(45以上)に加え、軽油組成物の全反射光の温度変化に基づくワックス析出点を-2.5°C以下に、-6°Cまでのワックス結晶化潜熱に基づくワックス析出量を1.7%以下とし、更に含有されるノルマルパラフィンの分子量による分布特性を最大含有量以上の炭素数のノルマルパラフィンにつき、それらの炭素数(X)と含有量(Y:重量%)との相関を一次式で近似したときその傾きの逆数(ΔX/ΔY)が-2.5以下としたものである。また、本発明は、前記のワックス析出点、ワックス析出量の測定方法を用いて、当該軽油成物の製造工程、特に配合工程を管理する軽油組成物の製造方法である。
請求項(抜粋):
一つ又は複数の基材からなる軽油組成物の製造方法において、該軽油組成物との界面からの全反射光の温度変化に基づいてワックス析出点を測定し、該軽油組成物の使用予定温度までにおけるワックス結晶化潜熱に基づいてワックス析出量を測定することにより製造工程を管理することを特徴とする低温運転性に優れた軽油組成物の製造方法。
引用特許:
出願人引用 (2件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • ’99石油製品討論会, 19991109, p.1-5

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