特許
J-GLOBAL ID:200903018403364063

排ガス脱硫による硫酸回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-013850
公開番号(公開出願番号):特開平9-201512
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 SO2を含む排ガスを稀硫酸で処理してSO2を硫酸として脱硫するとともに、硫酸を回収する方法において、脱硫効率が高く、濃度の高い硫酸を得る方法を提供する。【解決手段】 SO2吸収部分を多段化してシリーズに結合し、吸収液と排ガスとは十字流で接触させ、各段間では、吸収液はガスの流れる方向の順に稀硫酸濃度が順次低くなるようにした吸収装置で脱硫する。
請求項(抜粋):
亜硫酸ガスを含む排ガスを、複数個の下記手段1.上部から吸収液を噴霧及至雨滴状に流下させて下部の液溜めに溜める手段2.亜硫酸ガスを含む排ガスを導入し流下する吸収液に対して十字流に接触させ排出させる手段3.吸収液の酸化のための液溜めに空気を吹き込む手段、液溜めへ吸収液を補給する手段、液溜めから吸収液を排出する手段および吸収液を上部へ循環させる手段を有する亜硫酸ガス吸収ユニットを、排ガスの流れの方向に連続して結合してなる吸収装置に装入し、各ユニット中の流下する吸収液に接触させて脱硫し、この際、複数の吸収ユニットを排ガスの通過する順番にしたがってユニット1,2,...Nとしたとき、最後のユニットNには吸収液の補給に水を用い、ユニットN-1の吸収液の補給にはユニットNの液溜めの吸収液を用い、以下同様にして最先のユニット1の吸収液の補給にはユニット2の液溜めの吸収液を用い、ユニット1の吸収液の排出液として硫酸を得ることを特徴とする排ガス脱硫による硫酸回収方法。
IPC (5件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/18 ,  B01D 53/34 ZAB ,  C01B 17/74
FI (4件):
B01D 53/34 125 Q ,  B01D 53/18 E ,  C01B 17/74 M ,  B01D 53/34 ZAB
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭48-053988
  • 特開昭62-250931
  • 特開昭49-044994
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