特許
J-GLOBAL ID:200903018406624538
熱可塑性樹脂組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-157137
公開番号(公開出願番号):特開2002-348482
出願日: 2001年05月25日
公開日(公表日): 2002年12月04日
要約:
【要約】【課題】 流動性に優れるとともに、高い機械的強度や靱性を有する熱可塑性樹脂組成物を、ブリードアウトの発生や耐熱性、耐久性の低下を招くことなく、さらに透明性も損なうことなく低コストで提供する。【解決手段】 特定の熱可塑性樹脂(A)70〜99質量%と、特定のポリエステル樹脂(B)1〜30質量%とを含む熱可塑性樹脂組成物であり、ポリエステル樹脂(B)を、芳香族ジカルボン酸単位を80〜100[モル%]含む特定の酸成分と、エチレングリコール単位を含む特定のアルコール成分とから構成する。また、熱可塑性樹脂(A)の屈折率aとポリエステル樹脂(B)の屈折率bの差は0.029以下で、かつ、ポリエステル樹脂(B)の溶融粘度Cbは、熱可塑性樹脂(A)の溶融粘度Ca(Pa・s)の0.4倍未満とする。
請求項(抜粋):
数平均分子量が18000以上で、かつ、270°Cでの溶融粘度が200Pa・s以上の熱可塑性樹脂(A)70〜99質量%と、数平均分子量が3000以上で、かつ、270°Cでの溶融粘度が200Pa・s未満であるポリエステル樹脂(B)1〜30質量%とを含む熱可塑性樹脂組成物であり、ポリエステル樹脂(B)は、芳香族ジカルボン酸単位を80〜100[モル%]含む酸成分と、エチレングリコール単位を含むアルコール成分とからなり、酸成分中の芳香族ジカルボン酸単位以外の二塩基酸単位のモル分率と、アルコール成分中のエチレングリコール単位以外の二酸塩基単位のモル分率との和が50[モル%]以下であって、さらに酸成分に含まれる多価成分のモル分率と、アルコール成分に含まれる多価成分のモル分率との和が0.05〜3[モル%]であり、熱可塑性樹脂(A)の屈折率aとポリエステル樹脂(B)の屈折率bが下記式1を満足し、かつ、熱可塑性樹脂(A)の溶融粘度Ca(Pa・s)とポリエステル樹脂(B)の溶融粘度Cbが下記式2を満足することを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。|a-b|≦0.029...(式1)Cb<0.4×Ca...(式2)(ただし、式2において溶融粘度CaおよびCbは270°C、せん断速度1200(1/秒)で測定した値とする。)
IPC (4件):
C08L101/00
, C08L 69/00 ZAB
, C08L 77/00
, C08L 67:02
FI (4件):
C08L101/00
, C08L 69/00 ZAB
, C08L 77/00
, C08L 67:02
Fターム (15件):
4J002CF032
, 4J002CF042
, 4J002CF082
, 4J002CF112
, 4J002CF182
, 4J002CG011
, 4J002CG021
, 4J002CL011
, 4J002CL031
, 4J002CL051
, 4J002FD010
, 4J002FD050
, 4J002GC00
, 4J002GG00
, 4J002GT00
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