特許
J-GLOBAL ID:200903018406647767

ベルト式CVT用エレメントとその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-299262
公開番号(公開出願番号):特開2005-068482
出願日: 2003年08月22日
公開日(公表日): 2005年03月17日
要約:
【課題】エレメント製造の際に用いられる打抜用の精密金型の寿命を高寿命化し得て、加工コストひいては製品コストを低減でき、また高い衝撃値(靭性)を確保することのできるベルト式CVT用エレメントを提供する。【解決手段】ベルト式CVTにおける鋼製且つ板状のエレメントを質量%でC:0.1〜0.7%,Si:≦1.5%,Mn:0.2〜2.0%,Cr:0.1〜2.0%,P:≦0.030%(望ましくは0.025%以下),S:≦0.030%(望ましくは0.010%以下),Al:0.003〜0.100%を、更にNb,N,Vの何れか1種若しくは2種以上を、Nb:0.005〜0.060%,N:0.008〜0.050%,V:0.05〜0.50%の範囲で含有し、残部不可避的不純物及びFeの組成を有する鋼板の打抜品にて構成し且つ浸炭処理後における表層部のC濃度を質量%で0.75〜1.50%とする。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
ベルト式CVTにおける無端環状の金属バンドに沿って並べられ、動力伝達をなす鋼製且つ板状のエレメントであって、 質量%で C :0.1〜0.7% Si:≦1.5% Mn:0.2〜2.0% Cr:0.1〜2.0% P :≦0.030% S :≦0.030% Al:0.003〜0.100% 更にNb,N,Vの何れか1種若しくは2種以上を、 Nb:0.005〜0.060% N :0.008〜0.050% V :0.05〜0.50% の範囲で含有し、残部不可避的不純物及びFeの組成を有する鋼板の打抜品から成り、浸炭処理後における表層部のC濃度が質量%で0.75〜1.50%であることを特徴とするベルト式CVT用エレメント。
IPC (5件):
C22C38/00 ,  C22C38/38 ,  C22C38/58 ,  C23C8/22 ,  F16G5/16
FI (5件):
C22C38/00 301Z ,  C22C38/38 ,  C22C38/58 ,  C23C8/22 ,  F16G5/16 C
Fターム (2件):
4K028AA01 ,  4K028AB01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 摺動部材の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-206267   出願人:トヨタ自動車株式会社

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