特許
J-GLOBAL ID:200903018410226709
外部視認性を向上する乗り物及び防眩装置及び方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-299092
公開番号(公開出願番号):特開2000-108660
出願日: 1998年10月05日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】【課題】区分的に調光可能な調光ガラスを用いて外部から乗員の眼に入射する光線のみを選択的に減光制御して外部視認性を向上する乗り物,防眩装置及び方法に関わる。【解決手段】特に移動する外部光源からの光線が通過する区分特定追従の方法に関して,乗員の眼の近傍に光センサーを配置し,調光ガラス各区分を識別可能に光透過率を変調する事により当該光線が通過する調光ガラス区分を特定する事,及び光源の位置検知器,眼位置検知器を有してそれら出力と調光ガラス区分との対応マップにより区分を特定する事,及び対応マップを学習的に形成する事等を提案し,特定された調光ガラス区分の光透過率を制御して乗員の眼に入る光線のみを選択的に減光制御する。本発明は,自動車,電車,航空機等に於いて,外部の光源から発して乗員の眼に入射する光線のみを選択的に減光して外部視認性を向上する応用に有効である。また,乗り物に限らず建物,或いは光学機器等への入射有害光線の選択的制御等に応用できる。
請求項(抜粋):
光透過率を区分的に制御可能な調光ガラスと,調光ガラスの各区分を電気的に選択し光透過率を制御する調光ガラス駆動部と,乗員の眼の近傍に配置した光センサーと,外部光源の位置情報を出力する光源位置検知器と,更に乗員の眼の位置を検知する眼位置検知器等とより構成され,外部光源から乗員の眼に飛来する予め定めた以上の強度を有する光線が通過する調光ガラス区分を特定追従し,該区分の光透過率を減少制御して乗員の外部視認性を確保する乗り物及び防眩装置に於いて,該調光区分の特定手段は少なくとも光源位置検知器及び眼位置検知器の出力と調光すべき区分との対応関係を学習する過程を有し,該学習過程では乗員は光センサーを眼の近傍に装着して各調光ガラス区分の光透過率を識別可能に変調し,光センサー出力の変動態様により外部光源から乗員の眼に至る光線が通過する調光ガラスの区分特定を行い,当該区分の調光制御を行うと共に前記光源位置検知器及び前記眼位置検知器の出力と特定された調光ガラス区分との対応マップを記憶形成し,前記対応マップ形成後は光源位置検知器及び眼位置検知器の出力から前記対応マップを参照して調光ガラス区分の特定,光透過率の制御を行って外部光源から乗員の眼に至る光線を減光せしめて乗員の外部視認性を向上する乗り物及び防眩装置
IPC (4件):
B60J 3/04
, B60J 1/00
, B60R 1/04
, G02F 1/13 505
FI (4件):
B60J 3/04
, B60J 1/00 G
, B60R 1/04 A
, G02F 1/13 505
Fターム (5件):
2H088EA23
, 2H088HA06
, 2H088HA21
, 2H088MA01
, 2H088MA20
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