特許
J-GLOBAL ID:200903018413126705

分注装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-194272
公開番号(公開出願番号):特開平6-034497
出願日: 1992年07月21日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 チップ先端部での液体試料の残留を防止できるような連続的液体分注装置を提供する。【構成】 シリンジポンプ10に試薬を吸引する配管系に吸入弁31を設置し、シリンジポンプ10から液体試料を吐出させる配管系に排出弁33を設置する。そして、このような状態で吐出動作終了時にシリンジポンプ10の逆転動作を行うことにより、チップ14の先端部14aでの液玉の生成を防止しつつ連続的分注動作を可能にしている。
請求項(抜粋):
ピストンとシリンダとからなるシリンジポンプと、このシリンジポンプの液体試料の吸排口に接続されている配管系と、この配管系の先端部に設置され液体試料の滴下を行うチップと、前記シリンジポンプのピストンを移動させる駆動系と、を有し、前記チップの先端部から液体試料を滴下することにより分注動作を行う分注装置において、前記シリンジポンプの液体試料の吸排口に接続されている配管系は二枝に分岐しており、このうちの一の枝には吸入弁が設置され、他の枝には排出弁が設置されており、分注装置は更に、吐出から吸引に切り替わる時に前記チップが所定の吸引動作を行う手段を備え、液体試料を前記シリンジポンプ内に吸引した後、該シリンジポンプから液体試料を吐出し、液体試料が所定量滴下された後に、前記シリンジポンプ内のピストンを引き戻して、チップの先端部から所定の吸引動作を行った後に再び液体試料を前記シリンジポンプ内に吸引するサイクルを繰り返すことにより、連続的に液体試料の分注を行うことを特徴とする分注装置。

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