特許
J-GLOBAL ID:200903018419381375

適応フィルタによる未知システム同定の方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-308687
公開番号(公開出願番号):特開平5-304444
出願日: 1991年11月25日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】 誤差信号に対する妨害信号に強く、短い収束時間と小さい収束後の最終誤差信号レベルを達成することのできる適応フィルタによる未知システム同定の方法及び装置を提供する。【構成】 アダプティブ・フィルタ3は参照入力端子2に供給されたノイズを用いて主入力端子1にて受信信号を妨害するノイズのレプリカを発生し、これを減算器4で差し引くことによりノイズを除去する。減算器4の出力である差信号を用いてノイズとノイズ・レプリカの誤差のアダプティブ・フィルタ3の係数に対する傾きをステップ・サイズ・コントローラ8で決め、リミッタ9で過去の制限付ステップ・サイズを用いて計算された最大値と最小値でステップ・サイズを制限し、得られた制限付ステップ・サイズを用いてアダプティブ・フィルタの係数更新が行われる。
請求項(抜粋):
1サンプル周期ずつ遅延された複数の入力信号サンプルを、それぞれに対応した複数の被乗数と乗算を行い、その乗算結果の総和をもって出力とするアダプティブ・フィルタの出力を未知システムの出力信号から差し引いた差信号を小さくするように、前記差信号と前記入力信号サンプルと予め定められた第1の定数を乗算した値を1回当りの更新量として前記被乗数に加算してその値を更新することにより前記未知システムを近似する際に、前記差信号の前記第1の定数に対する傾きに比例した値を前記第1の定数に加算して和を求め、この和に制限を加えた制限付和を用いて前記第1の定数を変化させ、前記制限を加えるためのしきい値は過去の前記制限付和を用いて求めることを特徴とする適応フィルタによる未知システム同定の方法。
IPC (2件):
H03H 21/00 ,  H03H 17/02
引用特許:
審査官引用 (15件)
  • 特開平3-071726
  • 特開平2-298119
  • 特開平2-288718
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