特許
J-GLOBAL ID:200903018423137390
作業車の操向装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-304831
公開番号(公開出願番号):特開平8-156822
出願日: 1994年12月08日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 作業車の施回半径を自由に設定できるようにして、操向操作性能を向上させる。【構成】 左右の駆動車軸8L,8R毎に遊星変速機構9を備え、太陽ギヤ12を副変速機構7からの入力用歯車に、遊星ギヤ14を出力取出し用歯車に夫々設定し、環状ギヤ15を可変回転駆動可能な操向変速機構10を設ける。操向変速機構10は、左右の環状ギヤ15,15を、これらの回転方向が互いに反対となる状態での同時駆動と同時停止が可能である。又、高低2段の副変速機構7を高速側に切換え、かつ、操向変速機構10を最大操作すると、減速側駆動車軸8Lの回転が停止し、副変速機構7を低速側に切換え、かつ、操向変速機構10を最大操作すると、減速側駆動車軸8Lが、増速側駆動車軸8Rと逆方向に回転するように、副変速機構7の変速比が設定されている。
請求項(抜粋):
太陽歯車(12)と、遊星歯車(14)と、該遊星歯車(14)に内接咬合する環状歯車(15)とから成る遊星変速機構(9)を、左右の駆動車軸(8L),(8R)毎に作用するように一対備え、前記太陽歯車(12)、前記遊星歯車(14)、前記環状歯車(15)のうちの2個の歯車(14),(12)を、前記駆動車軸(8L),(8R)への出力取出し用歯車と、伝動上手側からの入力受入れ用歯車とに振分けて設定し、残り1個の歯車(15)を独立して可変回転駆動可能な操向変速機構(10)を設けるとともに、該操向変速機構(10)は、左右の前記残り1個の歯車(15),(15)が、これらの回転方向が互いに反対となる状態での同時駆動、及び同時停止が可能となるように構成され、前記駆動車軸(8L),(8R)への動力を高低2段に切換自在な副変速機構(7)を備え、この副変速機構(7)を高速側に切換え、かつ、前記操向変速機構(10)を最大変速操作すると、減速される側の駆動車軸(8L又は8R)の回転が停止し、前記副変速機構(7)を低速側に切換え、かつ、前記操向変速機構(10)を最大変速操作すると、減速される側の駆動車軸(8L又は8R)が、増速される側の駆動車軸(8R又は8L)の回転方向と逆方向に回転する状態となるように、前記副変速機構(7)の変速比が設定されている作業車の操向装置。
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