特許
J-GLOBAL ID:200903018429837652

伝送速度切替方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-218094
公開番号(公開出願番号):特開平5-041702
出願日: 1991年08月05日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 変復調装置の回線品質が劣化し最低の伝送速度でも安定したデータ伝送が行えなくても、他の変復調装置のスループットに影響を与えないようにする。【構成】 変復調装置をマルチポイント状に複数配置し、変復調装置10においては複数の変復調装置24,36のうち少なくとも1つの変復調装置からの回線品質測定結果が予め設定した値を下回った場合、またはトレーニング回数の測定を行いこの結果が予め設定した値を上回った場合には、変調信号の送出を中止して正弦波信号を送出し、変復調装置24,36においてはS/Nの測定を行って変復調装置10へ通知し、変復調装置10においては複数の変復調装置24,36からのS/N測定結果のうち少なくとも1つの変復調装置からのS/N測定結果が予め設定された最低のS/Nを下回る場合は、複数の変復調装置24,36のうち少なくとも1つの変復調装置の回線品質結果によらず伝送速度を切り替える。
請求項(抜粋):
上り伝送路と下り伝送路の伝送速度が異なると共に、前記下り伝送路は常時変調信号の送出状態にあり、この変調信号の伝送速度がN(Nは自然数)段階切り替え可能な変復調装置において、前記変復調装置をマルチポイント状に複数配置し、マルチポイント親局変復調装置においては複数のマルチポイント子局変復調装置のうち少なくとも1つのマルチポイント子局変復調装置からの回線品質測定結果が予め設定した値を下回った場合、またはトレーニング回数の測定を行いこの結果が予め設定した値を上回った場合には、前記変調信号の送出を中止すると共に任意の回数特定信号を送出し、前記マルチポイント子局変復調装置においてはS/Nの測定を行って前記マルチポイント親局変復調装置へ通知し、該マルチポイント親局変復調装置においては前記複数のマルチポイント子局変復調装置からのS/N測定結果のうち少なくとも1つのマルチポイント子局変復調装置からのS/N測定結果が予め設定された最低のS/Nを下回る場合、前記複数のマルチポイント子局変復調装置のうち少なくとも1つのマルチポイント子局変復調装置の回線品質結果によらず伝送速度を切り替えることを特徴とする伝送速度切替方式。

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