特許
J-GLOBAL ID:200903018436477475

弾性表面波フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福島 康文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-220118
公開番号(公開出願番号):特開平6-069750
出願日: 1992年08月19日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 1端子対弾性表面波共振器を梯子の並列腕と直列腕に接続した単位フィルタを梯子型に1段以上連結してなる弾性表面波フィルタに関し、1端子対弾性表面波共振器における電極対静電容量を低く設定した場合でも、所望の入出力インピーダンス整合度を確保可能とすることを目的とする。【構成】 梯子型の並列腕に接続された第1共振器10と、直列腕に接続された第2共振器20からなり、フィルタ中心周波数f0 (MHz) を中心とする所定幅の帯域を通過させる弾性表面波フィルタにおいて、第1共振器10と第2共振器20の電極対静電容量Cop(pF)、Cos(pF)との関係を、一次式、Cop=-0.28Cos+3448/f0 を中心とする帯状の範囲内に定め、かつ許容できるフィルタ反射率に応じて定めた定数をフィルタ中心周波数f0 で割った数値を、前記帯状の範囲の上限および下限と定めた構成とする。
請求項(抜粋):
所定の共振周波数と反共振周波数を設定した1端子対弾性表面波共振器(11)を有する第1共振器(10)を並列腕に接続し、第1共振器の反共振周波数にほぼ一致させた共振周波数を設定した1端子対弾性表面波共振器(21)を有する第2共振器(20)を直列腕に接続した単位フィルタ(30)を、梯子型に1段以上連結して構成され、フィルタ中心周波数f0 (MHz) を中心とする所定幅の帯域を通過させる弾性表面波フィルタにおいて、第1共振器(10)の1端子対弾性表面波共振器(11)の電極対静電容量Cop(pF)と第2共振器(20)の1端子対弾性表面波共振器(21)の電極対静電容量Cos(pF)との関係を、一次式、Cop=-0.28Cos+3448/f0を中心とする帯状の範囲内に定め、かつ、許容できるフィルタ反射率に応じて定めた定数をフィルタ中心周波数f0 で割った数値を、前記帯状の範囲の上限および下限と定めたことを特徴とする弾性表面波フィルタ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭56-019765
  • 特公昭58-001850

前のページに戻る