特許
J-GLOBAL ID:200903018446042906

柔軟細管の流通用具およびガイドワイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-093760
公開番号(公開出願番号):特開平8-280814
出願日: 1995年04月19日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 使用中細管内の流れを止めず容易に細管内の流れを円滑にできる柔軟細管の流通用具の提供。【構成】 ワイヤ本体と、ワイヤ本体の先端側に巻回されるコイルスプリング11と、コイルスプリング11の先端に取り付けられガイドワイヤの先端を形成する金属製チップとからなる。ワイヤ本体は、血管内壁に対して治療動作を行う先端側の治療動作部と、治療動作部に操作力を伝達する後端側の基部とからなる。ワイヤ本体は、3本のステンレス細線(SuS304WPB)の素線WをS撚りにした撚線から加工される。基部は撚線にスエージング加工とセンタレス研削加工を施した後端側等径部を備える。治療動作部は、基部に接続する中間等径部と、中間等径部の先端側に接続するテーパ形状の先端側テーパ部と、先端側テーパ部の先端側に接続した先端側等径部とからなる。治療動作部は、撚線に伴う隙間により拡径治療中血液の流れを確保する。
請求項(抜粋):
柔軟な細管の内部に挿入され流れを円滑化しようとする前記細管の所定の作業部位に操作力を伝達するため、先端側から後方側に太さが減少しない複数の線材が撚り合わされていると共に、長手方向に垂直な断面積が前記長手方向に等しい等断面積部と前記長手方向に垂直な断面積が前記先端側から前記後方側に増加する断面積変化部とからなる動作部と、前記動作部の後方に接続し前記動作部を操作するための前記線材より剛性の高い線状の基部と、前記動作部の少なくとも先端側に巻回され前記動作部の永久変形を防ぐコイルスプリングとを備える柔軟細管の流通用具。

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