特許
J-GLOBAL ID:200903018453453946

シェーディング補正装置およびシェーディング補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲岡 耕作 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-014515
公開番号(公開出願番号):特開平11-215372
出願日: 1998年01月27日
公開日(公表日): 1999年08月06日
要約:
【要約】【課題】シェーディング基準値を適切に異常判定でき、これにより良好なシェーディング補正を実現する。【解決手段】注目画素P10の白基準値についての正常値の範囲は、その直前の数画素P2〜P9の白基準値の平均値AVEに基づき、AVE±αの範囲に定められる。注目画素P10の白基準値が、この正常値の範囲外の値であれば、補正値CVに補正される。この補正値CVは、平均値AVEと等しくてもよい。【効果】画素ごとに白基準値の正常値の範囲および補正値が定められるので、各画素の局所的な状況を加味して、白基準値の異常判定および補正を適切に行える。
請求項(抜粋):
画像を画素ごとに読み取り、各画素の濃度データを出力する読み取り手段の出力データを、シェーディング基準値に基づいて補正するシェーディング補正装置であって、上記読み取り手段により濃度基準板を読み取らせたときにこの読み取り手段から出力される各画素の濃度データをシェーディング補正のためのシェーディング基準値として記憶するシェーディング基準値記憶手段と、個々の画素を順次注目画素とし、その注目画素の近傍の所定の位置関係の複数の画素のシェーディング基準値を上記シェーディング基準値記憶手段から読み出し、この読み出された複数の画素のシェーディング基準値に基づいて、注目画素ごとにシェーディング基準値の正常値の範囲を定める正常値範囲設定手段と、注目画素のシェーディング基準値が上記正常値範囲設定手段によって設定された正常値の範囲内の値であれば、そのシェーディング基準値は正常値であると判定し、注目画素のシェーディング基準値が上記正常値範囲設定手段によって設定された正常値の範囲外の値であれば、そのシェーディング基準値は異常値であると判定する異常基準値判定手段とを含むことを特徴とするシェーディング補正装置。
IPC (2件):
H04N 1/401 ,  G06T 1/00
FI (2件):
H04N 1/40 101 A ,  G06F 15/64 400 D
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-230570
  • 特開昭61-230570

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