特許
J-GLOBAL ID:200903018459913361

シュー間隙自動調節機構付ドラムブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-262307
公開番号(公開出願番号):特開2003-074608
出願日: 2001年08月30日
公開日(公表日): 2003年03月12日
要約:
【要約】【課題】 限られたスペースで大きな変位量が容易に得られるようにして、変形出力や変位量に関する設計の自由度を向上させ、過大なブレーキ操作力によるオーバアジャストを安定して確実に防止できるようにする。【解決手段】 オーバアジャストを防止する感温変形部材60が渦巻き形状を成していて第2ストラット部材42に巻回されているため、小さな配設スペースで十分な長さ寸法を確保することが可能で、アジャストレバーの爪部52bによるアジャスタホイール44の回転を阻止するのに必要な変位量を容易に得ることができ、材質や板厚などを適宜設定することにより、必要な変位量を確保しつつアジャストレバーの回動を阻止するのに必要な変形出力が容易に得られるようになり、変形出力や変位量に関する設計の自由度が向上してオーバアジャストを安定して確実に防止できる。
請求項(抜粋):
拡開可能な一対のブレーキシューの一方および他方にそれぞれ係合させられる一対のストラット部材と、該一対のストラット部材の間に相対回転可能に配設されて少なくとも一方のストラット部材に螺合されているアジャスタホイールとを有し、非制動時における前記一対のブレーキシューの接近位置を規定するストラットと、前記一対のブレーキシューの何れか一方のシューウェブに回動可能に配設されて、制動時に該一対のブレーキシューの拡開量に対応して回動させられ、該拡開量が一定量を越えると前記アジャスタホイールに係合させられて該アジャスタホイールを回転させるアジャストレバーと、を有し、該アジャスタホイールの回転に伴ってねじの作用で前記ストラットの全長が伸長し、非制動時における前記一対のブレーキシューの接近位置を離間させて回転ドラムとの間のシュー間隙を自動的に調節するシュー間隙自動調節機構を備えているドラムブレーキにおいて、前記一対のストラット部材の何れか一方を巻回するように配設されて一端部が該ストラット部材に回転不能に掛止され、温度上昇に伴って巻回方向へ伸長または短縮させられることにより、他端部が前記アジャストレバーと係合させられ、該アジャストレバーによる前記アジャスタホイールの回転を阻止する感温変形部材を有することを特徴とするシュー間隙自動調節機構付ドラムブレーキ。
Fターム (20件):
3J058AA08 ,  3J058AA13 ,  3J058AA17 ,  3J058AA24 ,  3J058AA28 ,  3J058AA29 ,  3J058AA33 ,  3J058AA37 ,  3J058BA58 ,  3J058BA67 ,  3J058DA04 ,  3J058DA15 ,  3J058DA18 ,  3J058DA23 ,  3J058DA33 ,  3J058DB01 ,  3J058EA26 ,  3J058FA01 ,  3J058FA11 ,  3J058FA21

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