特許
J-GLOBAL ID:200903018460242969

コイル巻線機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-088228
公開番号(公開出願番号):特開平9-154264
出願日: 1996年04月10日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 一本の導線を順次繰り出してステータコアに巻き付け、コイルを形成することができる自動化された巻線機を提供する。【解決手段】 モータのステータコア10の一方の端面側に導線24を繰り出し所定の動きをするノズル26と、導線24を引っ掛けて所定の動きをする第1フック28が配置されている。ステータコア10の他方の端面側に導線24を引っ掛けて所定の動きをする第2フック30が配置されている。ステータコア10の両端面において、導線24を挿入すべきスロット14-1,14-2の間にはコイルエンドガイド20が配置されている。ノズル26、第1フック28および第2フック30によって導線24がスロット14-1,14-2およびコイルエンドガイド20に沿って巻き付けられる。特に、ノズル26、第1フック28および第2フック30により、導線24がスロットに平行な状態を保って、当該スロットに挿入される。
請求項(抜粋):
モータのステータコアの第1および第2のスロットに導線を巻き渡してコイルを形成するコイル巻線機であって、退避時にはステータコアの第1端面側に位置し、進出時にはステータコアの第2端面側に突出する、導線を繰り出すノズルと、前記ステータコアの第1端面側に位置する第1のフックと、退避時には前記ステータコアの第2端面側に位置し、進出時にはステータコアの第1端面側に突出する第2のフックと、前記第1および第2スロットの間のコイルエンド部分の導線を案内するコイルエンドガイドと、を有し、前記第1フックと前記第2フックによって前記第1スロットに略平行に導線を張り渡し、前記第1フックと前記第2フックが協働して、この略平行状態を保ったまま当該第1スロット内に導線を挿入して、前記第1端面から前記第2端面に導線を掛け渡し、前記ノズルと前記第2フックが協働して導線を前記コイルエンドガイドに沿わせて、前記第2端面において前記第1スロットから前記第2スロットに導線を掛け渡し、前記第2フックと前記ノズルによって前記第2スロットに略平行に導線を張り渡し、前記第2フックと前記ノズルが協働して、この略平行状態を保ったまま当該第2スロット内に導線を挿入して、前記第2端面から前記第1端面に導線を掛け渡し、前記ノズルが導線を前記コイルエンドガイドに沿わせて、前記第1端面において前記第2スロットから前記第1スロットに導線を掛け渡し、導線をステータコアに巻き付けるコイル巻線機。

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