特許
J-GLOBAL ID:200903018462770806

データ通信制御装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-096521
公開番号(公開出願番号):特開平5-292142
出願日: 1992年04月16日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 物理的に複数の多重化チャネルが存在する回線に対し、1論理リンクあたりのデータ伝送スル-プットを増加させ、効率良くデータ伝送を行う。【構成】 回線20を介して回線対応部21に入出力されるデータは、チャネルセレクタ部22により各チャネル別のデータに振り分けられ、時分割に論理リンク制御部23に転送される。論理リンク制御部23では、データの送受信量を論理リンク毎に確認し、送受信量に従って新たな論理リンクの設定・解除を行う。論理リンク制御部23に送られたデータは、ここで各論理リンク別に論理リンク別テ-ブル25に分けられる。論理リンク別テ-ブル25では、テ-ブル制御部26においてRAM内部のメモリを利用し各論理リンク別のデータを再構成する。これにより、複数の論理リンクにまたがるデータはこの論理リンク別テ-ブル25上で一つのデータにまとめられる。
請求項(抜粋):
複数の回線に複数の論理リンクを設定して送受信データを制御する回線制御部と、前記送受信データを一時的に記憶する記憶部と、外部システムとの間で前記送受信データのやり取りをするDMA制御部と、前記回線制御部、記憶部およびDMA制御部を制御する制御手段と、を備えたデータ通信制御装置において、前記送受信データの伝送量に応じて、前記論理リンクに対する新たな論理リンクの設定またはその論理リンクの解除を自律的に行う論理リンク設定・解除手段と、前記送受信データの伝送量に応じて該送信データを分割し、その分割した送信データを、前記論理リンク設定・解除手段の設定により多重化された論理リンクに基づいて相手側に送信するとともに、分割されて相手側から送られてきた受信データを統合するデータ分割・統合手段と、を設けたことを特徴とするデータ通信制御装置。

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