特許

J-GLOBAL ID：200903018465319323

トンネル用プレキャスト板の据え付け方法およびその装置

発明者： 大澤 廣 ,  中村 佐智夫
出願人/特許権者： 日本サミコン株式会社
代理人 (1件)： 牛木 護
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-096791
公開番号（公開出願番号）：特開平5-295992
出願日： 1992年04月16日
公開日（公表日）： 1993年11月09日
要約：

【要約】【目的】 トンネルに2分割したプレキャスト板を効率よく据え付ける。【構成】 運搬車両上30に前後一対の門形枠29,29Aを設け、これら門形枠29,29A間に位置してワイヤー30を介して吊設される左右一対の治具31,31Aを前後に配して設ける。また前記門形枠29,29Aに電動形のホイスト32,32A,32Bを設け、これらホイスト32,32A,32Bをワイヤー30を介して治具31,31Aに連結する。そして、左右治具31,31Aに左右プレキャスト板13,13Aを取り付け、その上部を交叉した状態で配置する。施工箇所にてホイスト32,32A,32Bを動作して左右プレキャスト板13,13Aを上昇させ、さらに左右に広げるようにスライドさせ、トンネル穴11内面に沿わせる。次ぎに右プレキャスト板13Aをトンネル穴11の長さ方向前方にスライドして左右プレキャスト板13,13Aの上端を衝合する。

請求項（抜粋）：

アーチ形トンネル穴の内面に、周方向に左右2分割されたコンクリート製の湾曲状プレキャスト板を据え付けるトンネル用プレキャスト板の据え付け方法において、長さ方向に間隔をおいて上部を交叉させた左右プレキャスト板を前記トンネル穴の内面に吊り上げた後、少なくとも一方のプレキャスト板を長さ方向に移動し左右プレキャスト板の上端を合わせて据え付けることを特徴とするトンネル用プレキャスト板の据え付け方法。