特許
J-GLOBAL ID:200903018483563410

オートテンショナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 隆文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-180786
公開番号(公開出願番号):特開平8-021497
出願日: 1994年07月07日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【構成】エラストマー製の付勢部材3を、揺動中心軸Lと平行な方向に剪断応力Fが生じるように弾性変形させた状態で、揺動アーム1と支持部材2との間に介在した。付勢部材3の上記弾性変形に対する復元力によって、揺動アーム1を摩擦部材4に圧接させることができる。【効果】付勢部材3の軸方向の剛性を低下させることができるので、付勢部材3や支持部材2の軸方向の精度や変位等に起因して、摩擦減衰特性が大きく変化するのを抑制することができる。このため、ベルトの振動エネルギーを安定的に吸収することができるとともに、ベルトに対して所望の張力を安定的に付与することができる。
請求項(抜粋):
先端にプーリを取付けた揺動アームと、この揺動アームを、揺動自在に且つ揺動中心軸に沿って移動自在に支持する支持部材と、揺動アームと支持部材との間に介在された摩擦部材と、上記揺動アームの揺動中心軸と同軸に配置されたエラストマーからなる環状の付勢部材とを備え、上記付勢部材の軸方向の変形抵抗によって、揺動アームを摩擦部材又は摩擦部材を介して支持部材に圧接させて、揺動アームに回動抵抗を付与するとともに、付勢部材の捩じり抵抗によって、揺動アームを所定方向に回動付勢するオートテンショナにおいて、上記付勢部材を、揺動アームの揺動中心軸に沿った方向に剪断応力が生じるように弾性変形させた状態で、且つ上記揺動中心軸回りへの相対的な回動を規制した状態で、支持部材と揺動アームのそれぞれに対して嵌合していることを特徴とするオートテンショナ。

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