特許
J-GLOBAL ID:200903018491549558
アクロレインおよびアクリル酸の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-341564
公開番号(公開出願番号):特開2003-146920
出願日: 2001年11月07日
公開日(公表日): 2003年05月21日
要約:
【要約】【課題】 モリブデン-ビスマス-鉄系複合酸化物触媒の存在下でプロピレンを気相酸化してアクロレインおよびアクリル酸を製造する方法において、モリブデン成分の昇華を抑制して、長期にわたり安定して、かつ高収率でアクロレインおよびアクリル酸を製造する。【解決手段】 Fe/(Co+Ni)比を一定にして、CoとNiの量を変化させた複数種類のモリブデン-ビスマス-鉄系複合酸化物触媒を使用し、固定床式反応器の原料ガス入口側から出口側に向かって、前記複数種類の複合酸化物触媒のCo/(Co+Ni)の量比が小さくなるように充填することにより、反応器内を2層以上の反応帯域に分割して、プロピレンの酸化反応を行う。
請求項(抜粋):
固定床式の反応器内に下記一般式(1)で表される複合酸化物触媒を充填し、プロピレンを分子状酸素または分子状酸素含有ガスにより気相接触酸化して行うアクロレインおよびアクリル酸の製造方法において、Fe/(Co+Ni)比を一定にして、CoとNiの量を変化させた複数種類の前記複合酸化物触媒を使用し、反応器の原料ガス入口側から出口側に向かって、前記複数種類の複合酸化物触媒のCo/(Co+Ni)の量比が小さくなるように充填することにより、反応器内を2層以上の反応帯域に分割することを特徴とするアクロレインおよびアクリル酸の製造方法。 MoaBibCocNidFeeXfYgZhSiiOj (1)(式中、Xはマグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、亜鉛(Zn)、セリウム(Ce)及びサマリウム(Sm)からなる群から選ばれる少なくとも1種の元素であり、Yはナトリウム(Na)、カリウム(K)、ルビジウム(Rb)、セシウム(Cs)及びタリウム(Tl)からなる群から選ばれる少なくとも1種の元素であり、Zはホウ素(B)、リン(P)、砒素(As)及びタングステン(W)からなる群から選ばれる少なくとも1種の元素である。また、a〜jはそれぞれの元素の原子比を表わし、a=12のとき、b=0.5〜7、c=0〜10、d=0〜10(但しc+d=1〜10)、e=0.05〜3、f=0〜1、g=0.04〜0.4、h=0〜3、i=0〜48の範囲にあり、またjは他の元素の酸化状態を満足させる数値である。)
IPC (7件):
C07C 27/14
, B01J 23/88
, C07C 45/35
, C07C 47/22
, C07C 51/25
, C07C 57/05
, C07B 61/00 300
FI (7件):
C07C 27/14 A
, B01J 23/88 Z
, C07C 45/35
, C07C 47/22 A
, C07C 51/25
, C07C 57/05
, C07B 61/00 300
Fターム (51件):
4G069AA02
, 4G069AA03
, 4G069AA08
, 4G069BB06A
, 4G069BB06B
, 4G069BC02B
, 4G069BC03B
, 4G069BC25A
, 4G069BC25B
, 4G069BC59A
, 4G069BC59B
, 4G069BC66A
, 4G069BC66B
, 4G069BC67A
, 4G069BC67B
, 4G069BC68A
, 4G069BC68B
, 4G069BD03B
, 4G069BD05A
, 4G069BD05B
, 4G069CB10
, 4G069CB17
, 4G069DA06
, 4G069EE09
, 4G069FB04
, 4G069FB09
, 4H006AA02
, 4H006AC45
, 4H006AC46
, 4H006BA06
, 4H006BA07
, 4H006BA08
, 4H006BA13
, 4H006BA14
, 4H006BA19
, 4H006BA20
, 4H006BA21
, 4H006BA27
, 4H006BA30
, 4H006BA31
, 4H006BA33
, 4H006BA35
, 4H006BC13
, 4H006BC32
, 4H006BD20
, 4H006BD80
, 4H006BE30
, 4H006BS10
, 4H039CA62
, 4H039CA65
, 4H039CC30
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