特許
J-GLOBAL ID:200903018491705878

連接棒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 根本 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-321126
公開番号(公開出願番号):特開平6-147218
出願日: 1992年11月04日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【構成】シリンダ軸線に対し傾斜する合わせ面2、3、4、5のセレーションを介し互いに噛み合う2分割大端部6a、6bが、一対の連結ボルト7、8により連結される。各連結ボルトの雄ねじ部7a、8aは大端部の小端部側6aで雌ねじ部12、13に噛み合い、小端部側の連結ボルトの雄ねじ部7aに噛み合う雌ねじ部12の内面から大端部6の外周面6′までの肉厚tは、合わせ面2、3から離れるに従い大きい。クランクピン中心Oから小端部側の連結ボルト7の軸線までの距離L1は、その中心Oから反小端部側の連結ボルト8の軸線までの距離L2よりも大きい。クランクピン中心Oから小端部側の連結ボルトの頭部7′の座面10までの距離h1は、その中心Oから反小端部側の連結ボルトの頭部8′の座面11までの距離h2よりも小さい。【効果】セレーションの歯底部からと、小端部側の連結ボルトの雄ねじ部に噛み合う雌ねじ部の内面からとのクラック発生を、重量を増大なしに防止できる。
請求項(抜粋):
シリンダ軸線に対し傾斜する合わせ面に沿って2分割された大端部と、その2分割された大端部の小端部側と反小端部側とを連結する一対の頭部付連結ボルトとを備え、その大端部の小端部側と反小端部側とは合わせ面に形成されたセレーションを介し互いに噛み合い、各連結ボルトの雄ねじ部は大端部の小端部側で雌ねじ部に噛み合い、小端部側の連結ボルトの雄ねじ部に噛み合う雌ねじ部の内面から大端部の外周面までの肉厚は、合わせ面から離れるに従い大きくされている連接棒において、クランクピン中心から小端部側の連結ボルトの軸線までの距離は、その中心から反小端部側の連結ボルトの軸線までの距離よりも大きくされ、クランクピン中心から小端部側の連結ボルトの頭部の座面までの距離は、その中心から反小端部側の連結ボルトの頭部の座面までの距離よりも小さくされることを特徴とする連接棒。
IPC (2件):
F16C 7/02 ,  F16C 9/04

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