特許
J-GLOBAL ID:200903018504378383

画像形成方法、画像形成装置、及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-157873
公開番号(公開出願番号):特開平11-355571
出願日: 1998年06月05日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 ディザ法により入力画像信号を多階調で表現する際に、従来必要であった閾値の記憶のための容量を削減する。【解決手段】 閾値マトリクス91は縦横各2個、計4個のサブマトリクスから構成され、各サブ閾値マトリクスは縦横各4個、計16個のセルにて構成され、各セルには、最小閾値95、最大閾値97、および閾値補正値99が設定されている。画像信号が入力されると、最小閾値95が入力信号が示す濃度よりも低く最大閾値97が入力信号が示す濃度よりも高いセルについて、その入力信号の示す濃度と、閾値補正値99に応じ、そのセルで表現可能な階調数(ここでは4)の内から適切な階調が算出される。この本発明によれば、セル毎の階調数を変化させるのを、セル毎に記憶すべき閾値等の数を増大させることなく行なえるため、閾値等を憶するための容量を圧迫しない。
請求項(抜粋):
画素位置に対応し、所定の閾値が設定された複数のセルを有するサブ閾値マトリクスを複数組み合せることで閾値マトリクスを構成し、入力される画素位置に対応した画像濃度値とこの閾値マトリクスを2つの方向に渡って周期的に比較することにより得られる出力値に基づき画像形成手段によって中間調画像を生成する画像形成方法であって、前記各セルごとに、入力された画像濃度値を表現するのに当該セルが用いられる画像濃度値の最小値に対応する最小閾値と、入力された画像濃度値を表現するのに当該セルに対応して前記画像形成手段が最大階調の画素を生成する画像濃度値の最小値に対応する最大閾値と、を設定し、前記サブ閾値マトリクスごとに閾値補正値を設定し、前記出力値を出力するに際し、画素位置に対応して入力された画像濃度値が、その画素位置に対応する前記サブ閾値マトリクスのセルの前記最小閾値と前記最大閾値の間にある値である場合は、該セルが属する前記サブ閾値マトリクスに対して設定された前記閾値補正値、該1つのセルに対応して前記画像形成手段が生成可能な中間階調の数、および前記入力された画像濃度値に基づいて、前記入力された画像濃度値に対応する前記出力値を出力することを特徴とする画像形成方法。
IPC (3件):
H04N 1/405 ,  B41J 2/52 ,  G06T 5/00
FI (3件):
H04N 1/40 C ,  B41J 3/00 A ,  G06F 15/68 320 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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