特許
J-GLOBAL ID:200903018504831380

無水フタル酸製造用触媒およびそれを用いてなる無水フタル酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-299010
公開番号(公開出願番号):特開平9-192492
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 オルトキシレンおよび/またはナフタレンを分子状酸素または分子状酸素含有ガスにより気相接触酸化して無水フタル酸を製造するための触媒と、この触媒を用いた無水フタル酸の製造方法を提供する。【解決手段】 酸化バナジウムと、比表面積が10〜60m2 /gのアナターゼ型酸化チタンと、ニオブと、カリウム、セシウム、ルビジウムおよびタリウムの中から選ばれた少なくとも1種の元素と、リンと、5価のアンチモン化合物から得られるアンチモンとを含有する触媒活性物質を耐熱性無機質担体に担持したものを触媒とし、この触媒を用いて無水フタル酸を製造する。
請求項(抜粋):
オルトキシレンおよび/またはナフタレンを分子状酸素または分子状酸素含有ガスにより気相接触酸化して無水フタル酸を製造するための触媒において、この触媒が、酸化バナジウムをV2 O5 換算で1〜20重量部、比表面積が10〜60m2 /gのアナターゼ型酸化チタンをTiO2 換算で99〜80重量部、さらに、これら2成分の合計100重量部当たり、ニオブをNb2 O5 換算で0.01〜1重量部、カリウム、セシウム、ルビジウムおよびタリウムから選ばれる少なくとも1種の元素をその酸化物換算で0.05〜2重量部、リンをP2 O5 換算で0.2〜1.2重量部、および、アンチモン源としての5価のアンチモン化合物から得られるアンチモンをSb2 O5 換算で0.55〜5.5重量部含有する触媒活性物質を耐熱性無機質担体に担持してなるものであることを特徴とする無水フタル酸製造用触媒。
IPC (3件):
B01J 27/198 ,  C07D307/89 ,  C07B 61/00 300
FI (3件):
B01J 27/198 Z ,  C07D307/89 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭56-078635
  • 特公昭39-004463
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-078635
  • 特公昭39-004463

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