特許
J-GLOBAL ID:200903018507301527

故障予知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-123265
公開番号(公開出願番号):特開平8-314530
出願日: 1995年05月23日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】 汎用的で、予知精度の高い故障予知装置を提供する。【構成】 設備の状態を表す物理的な量の正常操業時の時系列データを得る計測手段1,データベクトル生成手段2,カオス理論による埋め込み操作で時系列のアトラクタを再構成する手段3,再構成アトラクタの記憶部4を有するアトラクタ再構成系と、実操業時の計測データをリアルタイムで取り込み、データベクトルを作るとともに、再構成アトラクタを用いて数ステップ先までの値を予測する予測演算手段5と、同ステップの予測値と実測値を順次比較する比較手段7と、数ステップ分の誤差の平均をとり、設定回数連続してしきい値以上となった時点で異常予測警報を出す誤差判別手段8とを備える。これにより、カオス理論を使用した予測手段による予測値と実測値の誤差に基づき、表面的には読み取れない微少な変化を検出できるようになり、高精度の故障予知が行われる。
請求項(抜粋):
故障予知対象の設備または装置の状態を表す物理的な量の正常操業時の時系列データを得る計測手段と、前記正常操業時の時系列データからデータベクトルを生成するとともに、埋め込み操作で時系列データのアトラクタを再構成するアトラクタ再構成手段と、再構成アトラクタを記録する記憶部と、実操業時の計測値をリアルタイムで取り込み、埋め込み操作を行ってデータベクトルを作り、これと前記記憶部からの再構成アトラクタを用いて所要ステップ先までの値を予測する予測演算手段と、予測結果を格納する予測結果格納手段と、同ステップの実測値と予測値を順次比較してその誤差を求める比較手段と、前記所要ステップ数の誤差の平均をとり、その値が設定回数連続してしきい値以上となった時に異常予測警報を出す誤差判別手段とを備えたことを特徴とする故障予知装置。
IPC (5件):
G05B 23/02 ,  G06F 9/44 554 ,  G06F 15/18 550 ,  G06F 17/00 ,  G05B 13/02
FI (5件):
G05B 23/02 R ,  G06F 9/44 554 A ,  G06F 15/18 550 E ,  G05B 13/02 N ,  G06F 15/20 F

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