特許
J-GLOBAL ID:200903018509223124

陽イオン性熱硬化性樹脂水溶液の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-092275
公開番号(公開出願番号):特開平9-278880
出願日: 1996年04月15日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 低分子有機ハロゲン化合物の含有量が少なく、しかも安定性の高いポリアミドポリアミン-エピハロヒドリン樹脂水溶液を短い反応時間で製造する。【解決手段】 脂肪族ジカルボン酸とポリアルキレンポリアミンとをモル比1:1.0〜1.2で、反応生成物の50重量%水溶液の25°Cにおける粘度が400〜1,000cPとなるように縮合させてポリアミドポリアミンを得、該ポリアミドポリアミン中の2級アミノ基に対して0.85〜1.4モル倍のエピハロヒドリンを、反応物濃度30〜70重量%の水溶液中、10〜55°Cで1次反応させ、仕込みエピハロヒドリンの70〜95%が消費された段階で希釈して20重量%以上の濃度とし、生成物の15重量%水溶液の25°Cにおける粘度が10〜100cPとなるまで25〜70°Cで2次反応を行い、次に生成物の水溶液を25°CにおけるpHが1.5〜4となるように調整して、樹脂水溶液を得る。
請求項(抜粋):
i)脂肪族ジカルボン酸系化合物とポリアルキレンポリアミンとを、1:1.0〜1.2のモル比で、生成ポリアミドポリアミンの50重量%水溶液の25°Cにおける粘度が400〜1,000cPとなるように加熱縮合させて、ポリアミドポリアミンを生成させ、次いでii)該ポリアミドポリアミンを、該ポリアミドポリアミン中の第2級アミノ基に対して0.85〜1.4モル倍のエピハロヒドリンと、濃度30〜70重量%の水溶液中、10〜55°Cの温度で1次反応させ、iii)該1次反応の開始後7時間以内であって、かつ仕込んだエピハロヒドリンの70〜95%が消費された段階で、該1次反応時より重量%濃度表示で5ポイント以上下げるが、20重量%以上の濃度となるように希釈し、iv)この濃度および25〜70°Cの温度で、生成物の15重量%水溶液の25°Cにおける粘度が10〜100cPとなるまで2次反応を行い、そしてv)得られた反応生成物の水溶液を、25°CにおけるpHが1.5〜4となるように調整することを特徴とする陽イオン性熱硬化性樹脂水溶液の製造方法。
IPC (3件):
C08G 69/48 NRH ,  C08G 59/40 NJZ ,  C08G 59/50 NJA
FI (3件):
C08G 69/48 NRH ,  C08G 59/40 NJZ ,  C08G 59/50 NJA
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-170825

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