特許
J-GLOBAL ID:200903018509696987

油圧駆動走行装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-288417
公開番号(公開出願番号):特開平9-125464
出願日: 1995年11月07日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】油圧駆動走行装置において、走行負荷に応じた走行2速制御ができかつ高価な機器を必要とせずに平坦路や下り坂において低速走行可能とする。【解決手段】コントローラ16は圧力センサ14,15及び流量測定器8,9からの信号を入力し、ポンプ圧力が高圧側にあるとき、ポンプ圧力が低圧側にありかつセンターバイパス流量が大流量側にあるときは油圧モータ1,2の目標傾転角をそれぞれ大傾転とし、ポンプ圧力が低圧側にありかつセンターバイパス流量が小流量側にあるときは油圧モータ1,2の目標傾転角をそれぞれ小傾転とし、更に油圧モータの目標傾転角のいずれかに大傾転又は大傾転維持が含まれているときは油圧モータの目標傾転角は両方とも大傾転となり、油圧モータの目標傾転角が共に小傾転又は小傾転維持であるときは、油圧モータの目標傾転角は両方とも小傾転となるようそれぞれの目標傾転角を設定する。
請求項(抜粋):
少なくとも2つの油圧ポンプと、前記2つの油圧ポンプから吐出される圧油によってそれぞれ駆動される2つの可変容量型の走行用油圧モータと、前記2つの油圧ポンプと前記2つの油圧モータの間にそれぞれ接続され、操作手段の操作量に応じて対応する油圧モータに供給される圧油の流量をそれぞれ制御する2つのセンターバイパス型の走行用流量制御弁と、前記2つの油圧ポンプの吐出圧力をそれぞれ検出する2つの圧力検出手段と、前記2つの油圧モータの傾転角を大傾転と小傾転に切り換えるモータ制御手段とを備えた油圧駆動走行装置において、前記2つの走行用流量制御弁のそれぞれの操作量をそれぞれ検出する2つの走行操作検出手段を更に備え、前記モータ制御手段は、前記2つの圧力検出手段で検出されるポンプ吐出圧力と前記2つの走行操作検出手段で検出される操作量に基づいて、前記2つの油圧モータのそれぞれにつき、関連する油圧ポンプの吐出圧力が高圧領域にあるときには油圧モータの目標傾転角を大傾転とし、関連する油圧ポンプの吐出圧力が低圧領域にありかつ関連する走行用流量制御弁の操作量が小操作量領域にあるときには油圧モータの目標傾転角を大傾転とし、関連する油圧ポンプの吐出圧力が低圧領域にありかつ関連する走行用流量制御弁の操作量が大操作量領域にあるときには油圧モータの目標傾転角を小傾転とするようそれぞれの目標傾転角を設定する第1の目標傾転角設定手段と、前記第1の目標傾転角設定手段で前記2つの油圧モータの少なくとも一方の目標傾転角を大傾転とするよう設定されたときには前記2つの油圧モータの目標傾転角を両方とも大傾転とし、前記第1の目標傾転角設定手段で前記2つの油圧モータの目標傾転角を両方とも小傾転とするよう設定されたときには前記2つの油圧モータの目標傾転角を両方とも小傾転とするようそれぞれの目標傾転角を設定する第2の目標傾転角設定手段とを有することを特徴とする油圧駆動走行装置。
IPC (2件):
E02F 9/22 ,  F16H 61/44
FI (2件):
E02F 9/22 A ,  F16H 61/44 B

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