特許
J-GLOBAL ID:200903018510116030
液晶表示装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-072257
公開番号(公開出願番号):特開平10-268293
出願日: 1997年03月25日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 液晶表示素子に生じる視覚に対する位相差を解消して、液晶表示装置の視覚依存性を改善するとともに、画素基板の構造を改善することによって、表示画面に与える悪影響を回避する。【解決手段】 ピーク波長の光の透過率が95%以上である有機膜からなる層間絶縁膜40を介して、画素電極9を含む平面状の領域とスイッチング素子および配線などを含む平面状の領域とを積層しているガラス基板7と、波長450nmの光に対する屈折率異方性Δn(450)と波長650nmの光に対する屈折率異方性Δn(650)の差Δn(450)-Δn(650)が、0以上0.01以下の範囲に設定されている液晶からなる液晶層12とを含む液晶表示素子5と、屈折率異方性が負(na=nc>nb)であり、位相差板全体としての屈折率楕円体が傾斜した位相差板2a・2bを備えている液晶表示装置。
請求項(抜粋):
共通電極および複数のカラーフィルタを含む対向基板と、走査線と信号線と、走査線および信号線の交差部の近傍に設けられたスイッチング素子と、該スイッチング素子と接続された画素電極を有し、上記スイッチング素子は、上記走査線に接続されたゲート電極と、上記信号線に接続されたソース電極と、上記画素電極とに接続されるドレイン電極とを有し、上記走査線、信号線およびスイッチング素子の上部に、光源から発せられ、上記カラーフィルタの色の波長帯近傍におけるピーク波長の光の透過率がほぼ95%以上である有機膜からなる層間絶縁膜が設けられ、該層間絶縁膜上に上記画素電極が設けられている構造を含む画素基板と、上記対向基板と画素基板との間に介在し、波長450nmの光に対する屈折率異方性Δn(450)と波長650nmの光に対する屈折率異方性Δn(650)の差Δn(450)-Δn(650)が、0以上0.01以下の範囲に設定されている液晶からなる液晶層と、少なくとも上記対向基板と画素基板と液晶層とを有する液晶表示素子と、上記液晶表示素子の両側に配置される一対の偏光子と、上記液晶表示素子と上記偏光子との間に少なくとも1枚介在される位相差板であって、少なくとも代表層において屈折率楕円体の3つの主屈折率na、nb、ncが、na=nc>nbという関係を有し、主屈折率naおよびncの一方が位相差板の表面に平行であり、その平行をなす主屈折率の方向を軸として、主屈折率nbを、位相差板の表面の法線方向に平行な状態から傾斜した状態へ時計まわり、または反時計まわりに回転させることにより、上記屈折率楕円体が傾斜した位相差板とを備えていることを特徴とする液晶表示装置。
IPC (2件):
G02F 1/1335 510
, G02F 1/1333 505
FI (2件):
G02F 1/1335 510
, G02F 1/1333 505
引用特許:
前のページに戻る