特許
J-GLOBAL ID:200903018514061531

ウエビング巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-123149
公開番号(公開出願番号):特開2001-301563
出願日: 2000年04月24日
公開日(公表日): 2001年10月31日
要約:
【要約】【課題】 構造が簡単でかつ乗員の体格及び衝突形態に基づいた乗員の慣性エネルギに応じてフォースリミッタ荷重を変更することができるウエビング巻取装置を得る。【解決手段】 ウエビング巻取装置10では、ワイヤ30がスプール14の孔26に挿入配置されており、ガスジェネレータ38の作動によって移動されてロックベース16のプッシュナット32に係止される。したがって、ガスジェネレータ38が不作動であれば、トーションバー20の捩り荷重によってのみのフォースリミッタ荷重が得られ、一方、ガスジェネレータ38が作動すれば、トーションバー20の捩り荷重のみならず、ワイヤ30が孔26出口部においてしごかれる際のしごき荷重が加わってより大きなフォースリミッタ荷重が得られる。
請求項(抜粋):
ウエビングが巻取り引出しされる筒状のスプールと、前記スプールの一端側に前記スプールと同軸的でかつ相対回転可能に設けられたロックベースと、前記ロックベースに接続して設けられ、所定の加速度が検知された際にフレームに係合して前記ロックベースのウエビング引出方向回転を阻止するロック手段と、前記スプール内に前記スプールと同軸的に設けられ、一端が前記スプールに連結されると共に他端が前記ロックベースに連結され、通常は前記スプールと前記ロックベースとを一体に回転させ、前記ロック手段による前記ロックベースのウエビング引出方向回転阻止状態ではウエビング引張力により捩じれながら前記スプールを前記ロックベースに対してウエビング引出方向へ相対回転させるトーションバーと、を備えたウエビング巻取装置において、前記ロックベースと前記スプールとの間に掛け渡し可能に配置されたワイヤと、前記ワイヤの中間部を前記ロックベースと前記スプールとの間に掛け渡し前記ワイヤの一端部を前記ロックベースに係止する結合状態と、前記ワイヤが前記ロックベースと前記スプールとの間に掛け渡されているか否かによらず前記ワイヤを前記ロックベースに係止しない非結合状態と、で選択的に切替え作動する結合手段と、を備えたことを特徴とするウエビング巻取装置。
IPC (2件):
B60R 22/28 ,  B60R 22/46
FI (2件):
B60R 22/28 ,  B60R 22/46
Fターム (2件):
3D018DA07 ,  3D018MA02

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