特許
J-GLOBAL ID:200903018516056896

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-003868
公開番号(公開出願番号):特開平6-213177
出願日: 1993年01月13日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 スクロールの歯溝底面に対するチップシールの当たりを平均化し、これによりチップシールのシール性能の低下、寿命の低下の防止を可能としたスクロール圧縮機を提供する。【構成】 固定スクロール1、或は旋回スクロール2の歯5の端面14を、歯側面、および歯溝15の底面16に垂直な方向の面内で、低圧側Lから高圧側Hにかけて底面16から離れる方向に傾斜させるとともに、チップシール18の、端面14に対向する側に、凹所17内に嵌入する凸部19と、端面14と同じ方向に傾斜し、端面14に対向する傾斜面20とが形成してある。
請求項(抜粋):
渦巻形状の歯を備えた第一スクロールと、上記渦巻形状の歯に対して偏心した位置にあり、この歯に噛合いつつ同一平面上にて、この歯に対して相対的に旋回運動をする渦巻形状の歯を備えた第二スクロールとを設けるとともに、上記各歯の端面に、その長手方向に沿って形成した凹所に、対向する歯溝の底面に摺接させるシール用のチップシールを係止させたスクロール圧縮機において、上記各歯の端面を、歯側面、および上記底面に垂直な方向の面内で、低圧側から高圧側にかけて上記底面から離れる方向に傾斜させるとともに、上記チップシールの、上記端面に対向する側に、上記凹所内に嵌入する凸部と、上記端面と同じ方向に傾斜し、上記端面に対向する傾斜面とを形成したことを特徴とするスクロール圧縮機。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-098755

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