特許
J-GLOBAL ID:200903018523689632
光学素子
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-027207
公開番号(公開出願番号):特開2007-206528
出願日: 2006年02月03日
公開日(公表日): 2007年08月16日
要約:
【課題】偏心の発生を防止しつつ光学素子の簡素化および低コスト化、低消費電力化を図る上で有利な光学素子を提供する。【解決手段】光学素子10は、容器12と、第1、第2の液体14、16と、第1の電極18と、第2の電極20と、電圧印加手段22とを含んで構成されている。第2の電極20は、容器12の厚さ方向と直交する平面内において容器12の厚さ方向に延在する単一の仮想軸38を中心として放射方向に延在する複数の電極部40で構成され、仮想軸38の周方向において隣接する電極部40の間には電極部40が形成されていない第1の非電極部42が形成されている。各電極部40および各第1の非電極部42は、仮想軸38の周方向に沿った幅をそれぞれ有し、各電極部40は、半径方向外方に至るにつれて電極部40の幅が次第に大きくなるように形成されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
互いに対向する第1、第2の端面壁と、前記第1、第2の端面壁を接続する側面壁とを有し、それらの内部に密閉された収容室が形成された容器と、
前記収容室に封入された有極性または導電性を有する第1の液体と、
前記収容室に封入され前記第1の液体と互いに混合しない第2の液体と、
前記第1の液体に電界をかけるための第1の電極および第2の電極と、
前記第1の電極と第2の電極の間に電圧を印加する電圧印加手段とを備え、
前記第1の液体の透過率は第2の液体の透過率よりも低く形成され、
前記電圧印加手段による電圧印加によりそれら前記第1の液体と第2の液体の界面が変形し、前記第1、第2の端面壁および前記第2の液体部分を通り前記第1、第2の端面壁が互いに対向する方向である前記容器の厚さ方向に延在する光の透過路が形成される光学素子であって、
前記第1の電極は、前記収容室に臨む前記第1の端面壁の内面に形成され、
前記第2の電極は、前記収容室に臨む前記第2の端面壁の内面に形成され、
前記第2の電極は、前記容器の厚さ方向に延在する単一の仮想軸を中心として放射方向に延在する複数の電極部で構成され、
前記仮想軸の周方向において隣接する前記電極部の間には前記電極部が形成されていない第1の非電極部が形成され、
前記各電極部および前記各第1の非電極部は、前記仮想軸の周方向に沿った幅をそれぞれ有し、
前記各電極部は、前記半径方向外方に至るにつれて前記電極部の幅が次第に大きくなるように形成され、
前記各第1の非電極部は、前記半径方向外方に至るにつれて前記第1の非電極部の幅が次第に大きくなるように形成されている、
ことを特徴とする光学素子。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
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