特許
J-GLOBAL ID:200903018525380221

広い分子量分布をもつポリオレフィンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-233988
公開番号(公開出願番号):特開平8-100018
出願日: 1995年09月12日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、新規なメタロセン触媒、及び前記触媒を用いたポリオレフィンの製造方法に関する。従来周知のメタロセン触媒を用い製造したポリオレフィンは、分子量分布が狭いポリマーであった。該ポリマーは、射出成形等特定用途に有効であった。本発明の課題は、他の多くの用途に適した、広い分子量分布をもつポリオレフィンの製造方法と触媒システムを提供することである。【解決手段】 ブリッジメタロセンと非ブリッジメタロセンを含む混合メタロセン触媒を用いることにより、広い分子量分布を有するポリオレフィン、殊に独自のコポリマーの製造を可能とした。前記ポリマーは、ブロー成形、パイプ成形、フィルム成形などに有効であった。
請求項(抜粋):
3以上の分子量分布、即ちMw /Mn 、を有するポリオレフィンの製造方法であって、該製造方法は、少なくとも第1と第2のメタロセンを組み合わせて調製された触媒システムの存在下で、好適な重合条件で、1種のオレフィンを重合または少なくとも2種のオレフィンを共重合することから成り、前記第1のメタロセンがフルオレニル基含有ブッリジメタロセンであり、前記第2のメタロセンが非ブッリジメタロセンであり、該第1のメタロセンを唯一のメタロセンとして同一重合条件下で使用したときに、該第1のメタロセンによって製造されるポリオレフィン分子量が、該第2のメタロセンを唯一のメタロセンとして同一重合条件下で使用したときに、該第2のメタロセンによって製造されるポリオレフィン分子量よりも高くなる、ことを特徴とする前記ポリオレフィンの製造方法。
IPC (2件):
C08F 4/642 MFG ,  C08F 10/00 MSU

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