特許

J-GLOBAL ID：200903018530352694

無段変速機の変速制御装置

発明者： 脇 博宣
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 宮内 利行
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-283725
公開番号（公開出願番号）：特開平6-109111
出願日： 1992年09月29日
公開日（公表日）： 1994年04月19日
要約：

【要約】【目的】 無段変速機の場合に、坂道のこう配に応じたエンジンブレーキを得ることができるようにする。【構成】 ブレーキスイッチ10がオン状態のときにブレーキスイッチ10から所定時間内に入力されるブレーキ信号の回数を算出するブレーキ信号算出部16と、レンジスイッチ12によって選択されたレンジを判断するレンジ判断部18と、レンジ判断部18から所定時間内に入力されるDレンジ信号の回数を算出するDレンジ信号算出部20と、ブレーキ信号算出部16及びDレンジ信号算出部20からそれぞれ入力される信号の内どちらか一方の入力回数が所定回数以上であればあらかじめ設定されている基準変速比からの変速比の変更を判断する変速比変更判断部22と、変速比変更判断部22の変更判断に基づいて変速比を決定する変速比決定部24と、変速比決定部24によって決定された変速比に基づいて変速アクチュエータ28を駆動する駆動部26と、から構成される。

請求項（抜粋）：

変速アクチュエータによって変速比が連続的に可変である無段変速機の変速制御装置において、ブレーキスイッチ(10)及びレンジスイッチ(12)からの信号に基づいて変速アクチュエータ(28)を制御する制御器(14)を有しており、制御器(14)は、ブレーキスイッチ(10)から所定時間内に入力されるブレーキ信号の回数を算出するブレーキ信号算出部(16)と、レンジスイッチ(12)によって選択されたレンジを判断するレンジ判断部(18)と、レンジ判断部(18)から所定時間内に入力されるDレンジ信号の回数を算出するDレンジ信号算出部(20)と、ブレーキ信号算出部(16)及びDレンジ信号算出部(20)からそれぞれ入力される信号の内どちらか一方の入力回数がそれぞれ設定された所定回数以上であればエンジンブレーキ用レンジのためにあらかじめ設定されている基準変速比からの変速比の変更を判断する変速比変更判断部(22)と、変速比変更判断部(22)の変更判断に基づいて変速比を決定する変速比決定部(24)と、変速比決定部(24)によって決定された変速比に基づいてエンジンブレーキ用レンジの場合に変速アクチュエータ(28)を駆動する駆動部(26)と、を有することを特徴とする無段変速機の変速制御装置。

IPC (3件)：

F16H 61/00 ,  F16H 59:06 ,  F16H 59:54

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭62-113956
  
• 特開昭63-068430