特許
J-GLOBAL ID:200903018538727891

通風路切替装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-209587
公開番号(公開出願番号):特開2000-135912
出願日: 1999年07月23日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】【課題】 ドア本体部の外周縁部に弾性体からなるシール材を固着したドアを用いて通風路を切替える装置において、シール材の材料費や成形装置のコストアップを招くことなくコーナー部でのシール材の変形に起因する風洩れを防止する。【解決手段】 ドア19、20に、剛性の高い材質からなるドア本体部100と、弾性体からなるシール材102とを備え、開口部16、17の周縁部に形成されたシール面103、104にシール材102が圧着することにより、開口部を閉塞するようになっている。そして、シール材102のコーナー部102aにおける外周円弧部の曲率半径RD よりも、シール面103、104のシールラインDのコーナー部における内周円弧部の曲率半径RC2を大きくした。
請求項(抜粋):
通風路の開口部(16、17)を有するケース(11)と、前記ケース(11)内に配設され、前記開口部(16、17)を開閉して空気流れを切り替えるドア(19、20)とを備え、前記ドア(19、20)は、剛性の高い材質からなるドア本体部(100)と、このドア本体部(100)の外周縁部に固着された、熱収縮性を有する弾性体からなるシール材(102)とを有しており、このシール材(102)は、前記ドア本体部(100)の外周縁部から外方側へ連続して延びる薄板平板状であり、前記開口部(16、17)の周縁部に形成されたシール面(103、104)に前記シール材(102)が圧着することにより、前記開口部(16、17)を閉塞する通風路切替装置において、前記シール材(102)には、成形時に生じた内部応力が残留しており、この内部応力による前記シール材(102)の変形量よりも、前記シール材(102)が前記シール面(103、104)に圧着した際の前記シール材(102)の変形量を大きくすることを特徴とする通風路切替装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-371746

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