特許
J-GLOBAL ID:200903018541775279
スタンパブルシートの成形方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-014571
公開番号(公開出願番号):特開平5-008291
出願日: 1991年02月05日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 スタンパブルシートを非常に高い圧力で成形することができ、従って金型の再現性にすぐれていて、鋭い角度のコーナー部を有する成形品を製造することができるとともに、生産性にすぐれており、しかも金型費が非常に安くつき、ひいてはスタンパブルシートの成形品の製造コストを大幅に低減し得る方法を提供する。【構成】 合成樹脂と繊維補強材とよりなるスタンパブルシート(1) を成形するにあたり、スタンパブルシート(1) を柔軟な非通気性シート(2) を介してコーナー部分などの要所を押さえ部材(6) によって上から押さえるとともに、高圧の圧縮空気をかけて成形する。
請求項(抜粋):
合成樹脂と繊維補強材とよりなる所要の大きさのスタンパブルシート(1) の周縁部をクランプ(11)により挾持し、このスタンパブルシート(1) を加熱する第1工程と、加熱されたスタンパブルシート(1) を、成形用凹部(4) を有する成形用型(3) の上にのせて、シート(1) の周縁部を成形用型(3) の周縁部に密着せしめる第2工程と、加熱スタンパブルシート(1) の上方に該シート(1) を覆う大きさの柔軟な非通気性シート(2) を配置する第3工程と、非通気性シート(2) および加熱スタンパブルシート(1) の上から、下面が開放した箱形の加圧ボックス(5) を被せて、加圧ボックス(5) の周側壁下端部を両シート(1)(2)の周縁寄り部分の上にのせ、該シート周縁部寄り部分を成形用型(3) の周縁部上面に密着させたのち、加圧ボックス(5) 内の所要箇所に配置された昇降自在な押さえ部材(6) を降下させて、加熱スタンパブルシート(1) の要所を非通気性シート(2) の上から押さえるとともに、非通気性シート(2) より上側の加圧ボックス(5) 内に圧縮空気を導入して、スタンパブルシート(1) を柔軟な非通気性シート(2) と共に成形用型(3) の成形用凹部(4) の内面に沿わせて成形する第4工程と、成形後、非通気性シート(2) を除去し、成形スタンパブルシート(1) を成形用型(3) の成形用凹部(4) より取り出す第5工程とよりなる、スタンパブルシートの成形方法。
IPC (4件):
B29C 51/28
, B29C 51/10
, B29C 51/12
, B29K105:08
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