特許
J-GLOBAL ID:200903018542119723

圧縮永久歪が改良された熱硬化フルオロシリコーンゴム組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-269108
公開番号(公開出願番号):特開平11-158384
出願日: 1998年09月24日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 成形工程中に離型問題を生じることなく熱硬化フルオロシリコーンゴムにおける架橋を促進する化合物が極めて望ましい。【解決手段】 改良された圧縮永久歪を示す熱硬化したフルオロシリコーンゴムはN,N′-メタ-フェニレンジマレイミドを含む。
請求項(抜粋):
a)式【化1】[式中、R1 、R2 およびR3 は各々が独立して、炭素原子1〜10個の脂肪族または芳香族で一価の炭化水素基より成る群の中から選択され、添字aおよびcは独立して1〜約10の範囲にある正の整数であり、添字bは約1,920〜約4,480の範囲にある正の整数であり、添字dは2〜約6の範囲にある正の整数である]を有し、ビニル含量が約70〜約200重量ppmの範囲である、ビニルで終端したフルオロシリコーンホモポリマー約55.0〜約61.0重量%、b)式【化2】[式中、R4 、R5 、R6 およびR7 は各々が独立して、炭素原子1〜10個の脂肪族または芳香族で一価の炭化水素基より成る群の中から選択され、添字eおよびhは各々独立して1〜約25の範囲にある正の整数であり、添字fは約700〜約1,700の範囲にある正の整数であり、添字gは約2,500〜約6,500の範囲にある正の整数であり、添字iは2〜約6の範囲にある正の整数である]を有し、ビニル含量が約3.0〜約4.5重量%の範囲である、連鎖上にビニルをもちビニルで終端したフルオロシリコーンコポリマー約1.0〜約4.0重量%、c)式【化3】の1,3-ジビニル-1,1,3,3-テトラメチルジシラザン約0.04〜約0.5重量%、d)式【化4】[式中、R8 およびR9 は各々が独立して、炭素原子1〜10個の脂肪族または芳香族で一価の炭化水素基より成る群の中から選択され、添字jは1〜約6の範囲にある正の整数であり、添字kは約1〜約6の範囲にある正の整数であり、添字mおよびnは各々独立して2〜約6の範囲にある正の整数である]を有し、ビニル含量が約3.0〜約7.0重量%の範囲である、連鎖上にビニルをもちシラノールで終端したコポリマーテロマー性フルオロシリコーン流体約0.5〜約4.0重量%、e)式【化5】[式中、R10およびR11は各々が独立して、炭素原子1〜10個の脂肪族または芳香族で一価の炭化水素基より成る群の中から選択され、添字pは1〜約20の範囲にある正の整数であり、添字qおよびrは各々独立して2〜約6の範囲にある正の整数である]を有する、シラノールで終端したテロマー性フルオロシリコーン流体約3.0〜約10.0重量%、n)平均粒度が約9〜約16ナノメートルの範囲であり、表面積が約170〜約240m2 /gの範囲であるヒュームドシリカまたは熱分解法シリカ(SiO2)補強用充填材約8〜約22重量%、o)有機過酸化物系硬化開始剤約0.3〜約1.5重量%、ならびにp)N,N′-メタフェニレンジマレイミド約0.10〜約2.0重量%を含む熱硬化性フルオロシリコーンゴム。
IPC (8件):
C08L 83/07 ,  C08K 3/22 ,  C08K 3/34 ,  C08K 3/36 ,  C08K 5/098 ,  C08K 5/14 ,  C08K 5/3412 ,  C08L 83/08
FI (8件):
C08L 83/07 ,  C08K 3/22 ,  C08K 3/34 ,  C08K 3/36 ,  C08K 5/098 ,  C08K 5/14 ,  C08K 5/3412 ,  C08L 83/08

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