特許
J-GLOBAL ID:200903018543346170

プロピレン重合体の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-235351
公開番号(公開出願番号):特開平8-100016
出願日: 1994年09月29日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 溶融張力の高いプロピレン重合体を提供すること。【構成】 下記予備重合触媒(T)からなる触媒に、プロピレン又はプロピレンと少量の他のα-オレフィンを接触させて重合させてプロピレン重合体を製造する方法であって、重合を下記工程(1)及び(2)を実施することにより行なう、プロピレン重合体の製造法。予備重合触媒(T):遷移金属化合物触媒成分を周期律表I〜III 族金属含有有機金属化合物触媒成分の存在下に、C2〜20α-オレフィン及び重合可能なオレフィン性二重結合を少なくとも二つ有するポリエン化合物と接触させて共重合させる予備重合処理に付して得られたもの。工程(1):230°C/2.16kg荷重下でのMFRが0.1g/10分以下の重合体(a)を、全重合体の0.01〜20wt%生成させる。工程(2):230°C/2.16kg荷重下でのMFRが、0.01〜1000g/10分の重合体(b)を生成させる。但し、重合体(b)のMFRは重合体(a)のMFRより大。
請求項(抜粋):
少なくとも下記の予備重合触媒(T)からなる触媒に、プロピレンまたはプロピレンと少量の他のα-オレフィンとを接触させて重合させてプロピレン重合体を製造する方法であって、重合を下記の二段階の工程(1)および(2)を実施することにより行なうことを特徴とする、プロピレン重合体の製造法。予備重合触媒(T):遷移金属化合物触媒成分及び周期律表第I族〜第III 族から選ばれる金属を含む有機金属化合物触媒成分からなる立体規則性重合触媒の存在下に、炭素数2〜20のα-オレフィンおよび重合可能なオレフィン性二重結合を少なくとも二つ有するポリエン化合物と接触させて共重合させることからなる予備重合処理に付して得られる予備重合触媒(T)。工程(1):230°C/2.16kg荷重下で測定したメルトフローレートが0.1g/10分以下の重合体(a)を、全重合体の0.01〜20重量%に相当する量生成させる工程。工程(2):230°C/2.16kg荷重下で測定したメルトフローレートが、0.01〜1000g/10分の重合体(b)を生成させる工程。ただし、重合体(b)のメルトフローレートは、重合体(a)のメルトフローレートよりも大きい。
IPC (2件):
C08F 4/64 MFG ,  C08F 10/06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 押出成形体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-216788   出願人:三井石油化学工業株式会社
  • ポリエチレンの製造法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-232025   出願人:三菱油化株式会社

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