特許
J-GLOBAL ID:200903018548417882

冷凍装置の運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-286493
公開番号(公開出願番号):特開平5-118715
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】 計量ポンプダウンデフロスト運転中、冷媒量の過剰に起因する高圧カット等の異常停止を防止する。【構成】 圧縮機1、凝縮器2、電動膨張弁3、蒸発器4を順次接続してなる冷媒回路9に対し、吐出管と蒸発器4の入口側とを切換機構11を介し、バイパス路10で接続する。凝縮器2-電動膨張弁3間に液溜め部6を設け、その上流側に開閉弁7を配置する。デフロスト指令に応じ、デフロスト運転手段51により、液溜め部5に所定量の冷媒を貯溜するポンプダウン運転を行ってから、切換機構11をバイパス路11側に切換え、液溜め部5の冷媒を利用して蒸発器4の着霜を融解する。このデフロスト運転手段51による運転に先立ち、均量化運転手段52により、一定時間の間、電動膨張弁3の開度を一定の低開度に固定して運転を行うことで、蒸発器4-圧縮機1間の残留冷媒量を均一化する。
請求項(抜粋):
圧縮機(1)、凝縮器(2)、電動膨張弁(3)及び蒸発器(4)を順次接続してなる冷媒回路(9)と、吐出管と上記電動膨張弁(3)-蒸発器(4)間の液管とをバイパス接続するバイパス路(10)と、吐出冷媒の流れを上記凝縮器(2)側とバイパス路(10)側とに切換える切換機構(11)と、上記凝縮器(2)の下流側かつ上記電動膨張弁(3)の上流側に介設され、所定量の冷媒を貯溜可能な液溜め部(5)と、該液溜め部(5)の上流側かつ上記凝縮器(2)の下流側に介設され、冷媒回路(9)を開閉する開閉弁(6)とを備えた冷凍装置において、上記圧縮機(1)直前の吸入圧力が所定圧力以下になるときを検知する圧力低下検出手段(LPS)と、デフロスト指令に応じ、上記電動膨張弁(3)を閉じ開閉弁(6)を開いてポンプダウン運転を行う一方、上記圧力低下検出手段(LPS)の出力を受けると、上記開閉弁(6)を閉じて電動膨張弁(3)を開き、上記切換機構(11)により吐出冷媒の流れをバイパス路(10)側に切換えてデフロスト運転を行うデフロスト運転手段(51)とを備えるとともに、デフロスト指令を受けたとき、上記デフロスト運転手段(51)によるポンプダウン運転前に、上記電動膨張弁(3)の開度を一定の低開度にして、所定時間の間運転する均量化運転手段(52)を備えたことを特徴とする冷凍装置の運転制御装置。

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