特許
J-GLOBAL ID:200903018553106160

磁気ヘッド位置決め機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-305440
公開番号(公開出願番号):特開2001-126423
出願日: 1999年10月27日
公開日(公表日): 2001年05月11日
要約:
【要約】【課題】 耐衝撃性に優れた高精度な磁気ヘッド位置決め機構を提供すること。【解決手段】 薄い鋼板からなるアクチュエータスプリング8と、このアクチュエータスプリング8に接合する厚い鋼板から成るベースプレート9でファインアクチュエータ部6を構成することにより、アクチュエータスプリング8に設けられた駆動バネ部23の可撓性、つまり、磁気ヘッド支持部5の十分な位置決め精度とストロークを確保したまま、ファインアクチュエータ部6の垂直方向の剛性を向上させる。また、ベースプレート9をホルダアーム11に接続したときにアクチュエータスプリング8がホルダアーム11と重複しないようにアクチュエータスプリング8の長さを設定することにより、ホルダアーム11との重合部におけるファインアクチュエータ部6の薄型化を達成し、ファインアクチュエータ部6の狭板間実装を容易とする。
請求項(抜粋):
磁気ヘッドを搭載したスライダを支持する磁気ヘッド支持部を一対の圧電素子によって微小駆動する複数のファインアクチュエータ部と、前記ファインアクチュエータ部の各々を支持すべく設けられた複数のホルダアームと、前記複数のホルダアームを一体化して構成したアームブロックと、前記アームブロックを駆動するボイスコイルモータとから成る2ステージアクチュエータ型の磁気ヘッド位置決め機構であって、前記ファインアクチュエータ部を、1枚の薄い鋼板からなるアクチュエータスプリングと、このアクチュエータスプリングに重合する厚い鋼板から成るベースプレートとで構成し、前記アクチュエータスプリングに前記磁気ヘッド支持部と接続する駆動用バネ部を設けると共に、該駆動用バネ部の近傍には、前記磁気ヘッド支持部の揺動および圧電素子の伸縮を許容する一対の駆動間隙を前記アクチュエータスプリングの中心軸を基準として左右対称に形成し、この駆動間隙の各々を跨いで前記磁気ヘッド支持部と前記アクチュエータスプリングの各々に前記一対の圧電素子の両端部を接続する一方、前記ベースプレートは、前記アクチュエータスプリングに設けられた前記一対の駆動間隙を覆うようにして前記アクチュエータスプリングの一面に接合したことを特徴とする磁気ヘッド位置決め機構。
IPC (3件):
G11B 21/10 ,  G11B 5/596 ,  G11B 21/21
FI (3件):
G11B 21/10 N ,  G11B 5/596 ,  G11B 21/21 A
Fターム (11件):
5D042LA01 ,  5D042MA15 ,  5D059AA01 ,  5D059BA01 ,  5D059CA05 ,  5D059CA30 ,  5D059DA01 ,  5D059DA26 ,  5D059EA01 ,  5D096NN03 ,  5D096NN07
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (1件)

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