特許
J-GLOBAL ID:200903018556973298

非湿潤性表面に基づく流体機能

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 青山 葆 ,  岩崎 光隆 ,  中嶋 正二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-532206
公開番号(公開出願番号):特表2007-502428
出願日: 2004年05月19日
公開日(公表日): 2007年02月08日
要約:
微小流体装置のマイクロチャネル構造の中で二つもしくはそれ以上の液体アリコートを加工するための方法。マイクロチャネル構造は、流体機能を持つ親水性マイクロ導管および流体機能/マイクロ導管に関連する局所的非湿潤性表面を備える。特色的な特徴は:A)当該加工が、i)有機溶媒および界面活性要素の中で選択される成分を含有する液体アリコートIをマイクロ導管を通して通過させること、そしてii)もう一つの液体アリコートIIをマイクロ導管を通して通過させること、ならびにB)当該非湿潤性局所的表面区域がその表面および/もしくは粗面部分の上にフルオロ基を露出することである。上で規定された流体機能を製造するための方法。方法は、マイクロ導管に関連する局所的表面区域Sの上に非湿潤性を導入することを含む。方法は、i)当該局所的表面Sを提供すること;ii)この表面を固着化可能なフルオロポリマーと接触させること;およびiii)フルオロポリマーをこの表面に固着化すること:の工程を含む。流体機能は、典型的に、受動性バルブ、抗-吸上げ機能、通気口、および液体指向機能の中で選択される。
請求項(抜粋):
マイクロチャネル構造が、マイクロ導管に関連する局所的非湿潤性表面区域に基づく流体機能を持つ親水性マイクロ導管を含む微小流体装置のマイクロチャネル構造の中で二つもしくはそれ以上の液体アリコートを加工するための方法であって、 A)当該加工が、 i)有機溶媒および界面活性要素の中で選択される一つもしくはそれ以上の成分を含有する液体アリコート(アリコートI)をマイクロ導管を通して通過させること、ならびに ii)もう一つの液体アリコート(アリコートII)をマイクロ導管を通して通過させること: の工程を含み、そして B)当該局所的非湿潤性表面区域がその表面の上にフルオロ基(F-)を露出するかおよび/もしくは粗面部分を含む ことを特徴とする、方法。
IPC (2件):
G01N 37/00 ,  B01J 19/00
FI (3件):
G01N37/00 ,  G01N37/00 101 ,  B01J19/00 321
Fターム (11件):
4G075AA13 ,  4G075AA39 ,  4G075BA10 ,  4G075DA02 ,  4G075DA18 ,  4G075EB01 ,  4G075EC09 ,  4G075FA01 ,  4G075FA12 ,  4G075FB12 ,  4G075FC20

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