特許
J-GLOBAL ID:200903018559780156

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 亮一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-125935
公開番号(公開出願番号):特開平6-337608
出願日: 1993年05月27日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 ローラの位置ズレに起因する定着時の紙シワや用紙後端の跳ね上がりを防いで高い画像品質を確保することができる定着装置を提供すること。【構成】 定着装置のローラ1とボールベアリング(軸受部材)2の間に、互いにテーパ嵌合する断熱ブッシュ(断熱部材)4,5を組み込むとともに、これらの断熱ブッシュ4,5をローラ1の軸方向に付勢するための圧縮コイルバネ(付勢手段)8を設ける。本発明によれば、圧縮コイルバネ8によって複数の断熱ブッシュ4,5がローラ1の軸方向に常時付勢されているため、これら複数の断熱ブッシュ4,5は楔作用によって常時テーパ嵌合することとなり、ローラ1や断熱ブッシュ4,5が熱膨張した後であっても従来のようにローラ1と断熱ブッシュ4との間に隙間を生ずることがなく、隙間によるローラ1の位置ズレ及びこれに起因する定着時の紙シワや用紙後端の跳ね上がりを防ぐことができ、高い画像品質を確保することができる。
請求項(抜粋):
加熱及び加圧された一対のローラと、該ローラの軸端部を回転自在に支承する軸受部材と、該軸受部材と前記ローラとの間に介設される断熱部材とを有する定着装置において、前記断熱部材を互いにテーパ嵌合する複数の断熱部材で構成するとともに、該複数の断熱部材を前記ローラの軸方向に付勢するための付勢手段を設けたことを特徴とする定着装置。
IPC (3件):
G03G 15/20 103 ,  G03G 15/20 107 ,  F16C 13/02

前のページに戻る