特許
J-GLOBAL ID:200903018560425149

エレベータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-141598
公開番号(公開出願番号):特開平8-333058
出願日: 1995年06月08日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】非常停止時の駆動シーブとロープ間におけるロープ滑りの発生防止、あるいは小さいロープ滑りに止めるエレベータ装置を提供する。【構成】制動力制御手段26は、非常制動中のロープ6と駆動シーブ4の速度差が所定値以下のときに制動力付勢手段20による大きな制動力を与え、速度差が所定値以上のときに制動力より弱い制動力を与え、非常制動中のエレベータの運転要件に入力し、この運転要件に応じて制動力指令値を出力して制動力制御手段26に入力する制動力設定手段80を設けた。
請求項(抜粋):
一端に乗かごを連結し他端につり合おもりを連結したロープを巻き掛ける駆動シーブと、上記駆動シーブを駆動する電動機と、上記駆動シーブを制動するブレーキ装置とを有する巻上機を備え、上記ブレーキ装置を、上記巻上機の回転部材に制動力を付勢する制動力付勢手段と、上記制動力付勢手段を開放してその付勢力を変化させる制動力開放手段と、非常制動時に上記制動力開放手段を制御する制動力制御手段とを具備して成るエレベータ装置において、上記制動力制御手段は、上記非常制動中の上記ロープと駆動シーブの速度差が所定値以下のときに上記制動力付勢手段による大きな制動力を与え、上記速度差が所定値以上のときに上記制動力より弱い制動力を与え、上記非常制動中の上記エレベータの運転要件を入力し、この運転要件に応じて制動力指令値を出力して上記制動力制御手段に入力する制動力設定手段を備えたことを特徴とするエレベータ装置。

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