特許
J-GLOBAL ID:200903018561648818

静圧流体軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 善朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-259654
公開番号(公開出願番号):特開平5-071535
出願日: 1991年09月11日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 静圧流体軸受の精度を低下させることなく剛性を向上させる。また高速回転中の軸受と回転軸の接触を防ぐ。【構成】 軸受ハウジング6のラジアル軸受部分4には円筒パッド7、スラスト軸受部分5には環状パッド13が保持される。一体に形成された円筒パッド7の内面は環状溝7aによって複数の環状面7bに分割される。環状溝7aには排気孔7dが開口しており、各環状面7bに沿って流動した静圧流体は排気孔7dから軸受ハウジングの排気孔9を経て放出される。従って各環状面7bはそれぞれ独立した静圧軸受パッドに近い剛性を有する。回転軸1とスラストプレ-ト2の継ぎ目に隣接する部分は高速回転中に著しく膨脹するため、軸受ハウジング6のラジアル軸受部分4とスラスト軸受部分5の境界部分には静圧パッドを配置することなく、軸受間隙を局部的に大きくすることで回転軸と軸受との接触を防ぐ。
請求項(抜粋):
ラジアル軸受部分およびスラスト軸受部分を備えた軸受ハウジングと、前記軸受ハウジングのラジアル軸受部分およびスラスト軸受部分のそれぞれに保持された静圧軸受パッドからなる静圧流体軸受において、軸受ハウジングは、前記ラジアル軸受部分と前記スラスト軸受部分の境界に隣接して配置された、静圧パッドを保持しない内壁露出部分を有し、前記内壁露出部分に開口する排気孔を備えており、また、前記静圧軸受パッドは多孔質材料からなり、その少なくとも一方はその軸受面を複数の領域に分割する分割手段を有し、一体に形成されたものであって、前記複数の領域の間に開口する排気孔を備えたことを特徴とする静圧流体軸受。

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