特許
J-GLOBAL ID:200903018563955327

逆拡散器とタイミング検出装置とチャネル推定装置および周波数誤差測定方法とAFC制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-313900
公開番号(公開出願番号):特開2001-069040
出願日: 1999年11月04日
公開日(公表日): 2001年03月16日
要約:
【要約】【課題】 逆拡散器の回路規模、消費電力を増加させることなくAFC制御における引き込み範囲を拡大する。【解決手段】 乗算器131〜13n、231〜23nにより複素ベースバンド信号11、21と拡散符号との間で乗算を行ない、そのn個の乗算値をそれぞれ積算して複素シンボルを得る前に、m個の加算器141〜14m、241〜24mによりk個の乗算値毎に積算を行ってm個の複素中間信号を生成する。位相回転器311〜31mにより、そのm個の複素中間信号に対して周波数オフセットを与えることにより、1シンボル区間内での回転を補償して、大きな拡散利得を得るようにしてタイミング捕捉率を増加させる。また、複素シンボル生成前において位相誤差が補正されるためAFC制御における引き込み範囲が拡大される。
請求項(抜粋):
1シンボルあたりnチップの拡散符号で拡散されたI成分とQ成分のベースバンド信号からなる複素ベースバンド信号の逆拡散を行うための逆拡散器であって、前記I成分のベースバンド信号をある一定時間間隔で遅延させることにより順次シフトしている少なくともn-1の整数倍個の第1の遅延素子と、前記第1の遅延素子により順次シフトされた前記I成分のベースバンド信号と拡散符号との間の乗算をそれぞれ行っているn個の第1の乗算器と、n個の前記第1の乗算器のうちのk個の第1の乗算器からの出力の積算を行ないそれぞれI成分の中間信号として出力しているm(=n/k)個の第1の加算器とを有する第1の相関器と、前記Q成分のベースバンド信号をある一定時間間隔で遅延させることにより順次シフトしている1シンボルあたりのチップ数nと同数の第2の遅延素子と、前記第2の遅延素子により順次シフトされた前記I成分のベースバンド信号と拡散符号との間の乗算をそれぞれ行っているn個の第2の乗算器と、n個の前記第2の乗算器のうちのk個の第2の乗算器からの出力の積算を行ないそれぞれQ成分の中間信号として出力しているm個の第2の加算器とを有する第2の相関器と、前記各第1の相関器により生成されたm個のI成分の中間信号と前記各第2の相関器により生成されたm個のQ成分の中間信号からなるm組の複素中間信号を、それぞれ1組の複素中間信号あたり基準回転角δずつずらしたm段階の位相回転角で複素平面上での位相を回転させることにより回転補正を行うm個の位相回転器と、前記各位相回転器により回転補正が行われた後のm個の複素中間信号のI成分どうしの積算を行うことによりI成分の相関値を算出している第1の加算器と、前記各位相回転器により回転補正が行われた後のm個の複素中間信号のQ成分どうしの積算を行うことによりQ成分の相関値を算出している第2の加算器とから構成されている逆拡散器。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04B 7/216
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04B 7/15 D
Fターム (11件):
5K022EE02 ,  5K022EE32 ,  5K022EE36 ,  5K072AA20 ,  5K072BB13 ,  5K072BB27 ,  5K072CC20 ,  5K072DD11 ,  5K072DD16 ,  5K072EE09 ,  5K072GG40
引用特許:
出願人引用 (2件)

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