特許
J-GLOBAL ID:200903018567006753

ベクトル計算機による複素高速フーリエ変換処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-117198
公開番号(公開出願番号):特開平7-006160
出願日: 1993年05月19日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】ベクトル計算機による複素高速フーリエ変換処理方法に関し,高速でかつ作業領域をほとんど必要としない複素高速フーリエ変換処理を行うことを目的とする。【構成】変換対象となる要素数Nを,N=p・q・pの形の3つの因子に分解し,行列の変換,回転,転置の処理を組み合わせた処理により,連続アクセス中心でインプレースな処理を実現する。また,要素数をN=p・q・pの形で再帰的に分解して計算を行うとき,中間ノードをひとまとめにして各qとpを決定して効率よく計算する。
請求項(抜粋):
ベクトル計算機を用いて複素高速フーリエ変換を行う処理方法において,変換対象となる要素数Nを,N=p・q・pの形の3つの因子に分解する処理を行う過程と,WP ×Ipq〔ただし,×はクロネッカー積,WP は要素数pのフーリエ変換行列〕による第1の変換,(Dq p ×IP ),Dpqp またはDpqp ,(Dq p ×IP )〔ただし,Dq p はdiag(ωj sm),j=sq+mなる対角行列。jは0からp*q-1まで動き,mは0からq-1まで動き,sは0からp-1まで動く。ω=exp(SN2πi/(p*q)),SNは+1か-1。〕による第1の回転,IP ×Wq ×Ip による第2の変換と途中結果の配列の転置の組み合わせ,(Dq p ×IP ),Dpqp またはDpqp ,(Dq p ×IP )による第2の回転,およびWP ×Ipqによる第3の変換を,分解した要素に対してベクトル処理により実行する過程とを含み,要素数を再帰的に分解して計算することを特徴とするベクトル計算機による複素高速フーリエ変換処理方法。
IPC (2件):
G06F 17/14 ,  G06F 17/16
FI (2件):
G06F 15/332 A ,  G06F 15/347 K
引用特許:
出願人引用 (3件)

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