特許

J-GLOBAL ID：200903018570905920

燃料電池発電システム

発明者： 関 圭司 ,  天野 義明 ,  山田 勝国 ,  江口 昭喜 ,  田中 博勝
出願人/特許権者： 溶融炭酸塩型燃料電池発電システム技術研究組合
代理人 (1件)： 鵜沼 辰之
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-045127
公開番号（公開出願番号）：特開平10-241706
出願日： 1997年02月28日
公開日（公表日）： 1998年09月11日
要約：

【要約】【課題】 簡単な構造で、燃料極と空気極の各ガス圧の差圧変化量が少なく安定して、緊急負荷遮断を行うことができる燃料電池発電システムを提供する【解決手段】 本システムは、電解質中1Cを挾む燃料極1Aと空気極1Bとからなり、燃料ガスと酸化ガスの電気化学反応で発電する燃料電池1と、燃料電池1からの直流を交流に変換するインバータ2と、インバータ出力制御装置3Aと、燃料電池の負荷を緊急に遮断する緊急負荷遮断装置3Bとを備え、緊急負荷遮断装置3Bはインバータ出力制御装置3Aを介してインバータ2の出力を一定の変化率で緊急低下させることにより燃料電池の負荷を緊急遮断し、例えば運転時の負荷1000KWをシステムに悪影響を与えない2秒で遮断する。この他、インバータ出力を時間と共に変化率が大きくなるように、あるいは段階的に緊急低下させてもよい。

請求項（抜粋）：

燃料ガスと酸化ガスの電気化学反応により発電する燃料電池と、前記燃料電池に燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、前記燃料電池に酸化ガスを供給する酸化ガス供給手段と、前記燃料電池から発生した直流を交流に変換するインバータと、前記インバータの出力を制御するインバータ出力制御装置と、を備えた燃料電池発電システムにおいて、緊急負荷遮断指令に対応して、前記インバータ出力制御装置によりインバータ出力を経時的に低下させて、負荷遮断を行う緊急負荷遮断制御装置を設けたことを特徴とする燃料電池発電システム。

IPC (2件)：

H01M 8/00 ,  H01M 8/04

FI (3件)：

H01M 8/00 Z ,  H01M 8/04 Y ,  H01M 8/04 H

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭58-164163
  
• 特開昭60-117563