特許
J-GLOBAL ID:200903018581562901

符号分割多元接続方式を採用した移動通信システムとその無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-158385
公開番号(公開出願番号):特開平10-013918
出願日: 1996年06月19日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 上りチャネルにおいても直交符号間の直交性を保持してチャネル間干渉の少ない高品質な無線通信を可能とし、これによりチャネル収容容量の増加を図る。【解決手段】 基地局BS1の位相差検出回路31において、各移動局PS1〜PS3から到来した上りチャネル信号の相互相関値から基準位相に対する位相差を検出し、この位相差を0に近付けるためのタイミング制御情報を該当する移動局PS1〜PS3に送る。そして、各移動局PS1〜PS3において、基地局BS1から送られたタイミング制御情報に応じて、送信タイミング制御回路48により変調回路内の遅延回路に遅延量を可変設定し、これにより各移動局PS1〜PS3の送信信号の送信タイミングを遅延制御して、基地局BS1における各上りチャネル信号間の直交性を保持するようにしたものである。
請求項(抜粋):
所定の無線エリアを形成する基地局と、この基地局が形成する無線エリア内で当該基地局に対し無線チャネルを介して接続される複数の移動局とを備え、前記基地局と複数の移動局との間の無線チャネルの設定に符号分割多元接続方式を使用した移動通信システムにおいて、前記複数の移動局の各々は、基地局への上りチャネル信号を相互に異なる直交符号を用いてスペクトラム拡散して送信するとともに、その送信タイミングをタイミング制御情報に応じて制御するようにし、かつ前記基地局は、前記複数の移動局から到来した各上りチャネル信号の直交符号間の位相差を検出し、この検出結果に応じたタイミング制御情報を該当する移動局に前記送信タイミングの制御のために与えることを特徴とする移動通信システム。
IPC (2件):
H04Q 7/34 ,  H04J 13/04
FI (2件):
H04B 7/26 106 D ,  H04J 13/00 G
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 受信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-248378   出願人:ソニー株式会社

前のページに戻る