特許
J-GLOBAL ID:200903018583466012

無線ノード及びそのパケット経路探索方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-040341
公開番号(公開出願番号):特開2002-247088
出願日: 2001年02月16日
公開日(公表日): 2002年08月30日
要約:
【要約】【課題】 各ノードがある特定のノードとは頻繁に通信するが、それ以外の無線ノードとはあまり頻繁に通信しない場合に、通信開始までの遅延を減らし、各ノードでの無駄な処理若しくは通信をなくし、メモリの使用量を削減する、無線ノード及びそのパケット経路探索方法に関する。【解決手段】 特定ノードヘの経路はテーブル駆動型で常時構築しておき、各無線ノードから特定ノードヘの通信においては、通信要求発生からパケット転送開始までの遅延を削減する。それ以外の通信形態についてはオンデマンド型で経路を構築することにより、各ノードでの無駄な処理や通信やメモリ使用を削減する。特定ノードをノード間の距離に関係なく設定することができる点に特徴がある。
請求項(抜粋):
無線インタフェースを通してパケットの送受信を行う手段を有する無線ノードにおいて、「ある宛先ノードヘパケットを届けるために該パケットを転送すべき隣接ノード」及び「該隣接ノードを通じて該宛先ノードにパケットが届くまでに経由する経路の性質を表す値であるメトリック」を記したパケット転送の経路の集合である経路表を保持し、該経路表に従って他ノード宛のパケットの中継を行う手段と、当該無線ノード自身の立ち上げ時、若しくは一定時間毎、又は特定ノードとの間の経路に障害を検出した時に、特定ノード調査メッセージを、無線リンクで直接通信可能な範囲のノードにブロードキャストする手段と、前記特定ノード調査メッセージを受信した時に、当該無線ノードが保持している特定ノードヘの経路を記した特定ノード通知メッセージを、前記特定ノード調査メッセージを送信したノードに返送する手段と、前記特定ノード通知メッセージを受信した時に、該特定ノード通知メッセージ内に記された経路の中に「経路表で保持していない特定ノードへの経路」が存在する場合に、該特定ノード通知メッセージ内の該経路を経路表に追加し、前記特定ノード通知メッセージ内に記された経路の中に「経路表で経路を保持しているある特定ノードヘの経路」が存在し、かつ、該特定ノード通知メッセージ内に記された経路の方が経路表に存在する経路よりもメトリックが小さい場合に、経路表内の該経路を該特定ノード通知メッセージ内に記された経路に変更し、前記経路表への追加又は変更が生じた場合に、該経路表内の特定ノードヘの経路を含んだ特定ノード通知メッセージを、無線リンクで直接通信可能な範囲のノードにブロードキャストする手段と、ある宛先ノードヘのパケットの転送要求が発生した時に、前記経路表に該宛先ノードに対応する経路がない場合に、該宛先ノードヘ向けた経路要求メッセージを、無線リンクで直接通信可能な範囲のノードにブロードキャストし、該経路要求メッセージに対する経路応答メッセージを受信した場合に、該経路応答メッセージの送信ノード、及び該経路応答メッセージ中に記載のメトリックを該経路宛先ノードヘの経路として前記経路表へ追加する手段と、他ノードからの経路要求メッセージを受信した場合に、該経路要求メッセージ中の情報を用いて、該経路要求メッセージの送信ノード宛の経路を前記経路表に追加するとともに、当該無線ノード自身が該経路要求メッセージ中に記載の宛先ノードであれば、該経路要求メッセージの送信ノードに宛に経路応答メッセージを送信し、当該無線ノード自身が宛先ノードでなければ、該経路要求メッセージを、無線リンクで直接通信可能な範囲のノードにブロードキャストする手段とを有することを特徴とする無線ノード。
IPC (2件):
H04L 12/56 100 ,  H04L 12/28 300
FI (2件):
H04L 12/56 100 Z ,  H04L 12/28 300 A
Fターム (11件):
5K030GA12 ,  5K030HA08 ,  5K030JL01 ,  5K030KA05 ,  5K030LB05 ,  5K030LD02 ,  5K033AA06 ,  5K033CB13 ,  5K033CC01 ,  5K033DA05 ,  5K033DA17

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