特許

J-GLOBAL ID：200903018592359458

船体摩擦抵抗低減用気体発生装置

発明者： 津村 健司 ,  小松 一
出願人/特許権者： 三菱重工業株式会社
代理人 (1件)： 坂間 暁 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-200812
公開番号（公開出願番号）：特開平9-048389
出願日： 1995年08月07日
公開日（公表日）： 1997年02月18日
要約：

【要約】【課題】 船の摩擦抵抗を低減するために電極塗膜面を利用した気体発生装置に関し、船体に穴を開けずに気体を発生させ、摩擦を低減する。【解決手段】 船体外板4の船首側には陽極塗膜面1と陰極塗膜面2が区分する部分8を隔てて形成され、電源装置3より通電される。海水6の電気分解により陽極塗膜面1には酸素が、陰極塗膜面2には水素が発生し、泡7となって船体外板4の側面に沿って流れる。この泡7は船の進行方向とは逆に外板に沿って流れるので船体の摩擦抵抗が泡7によって低減される。

請求項（抜粋）：

船体の船首部海水線下の外板表面に所定の距離を隔ててそれぞれ形成した陽極側電導性塗膜面及び陰極側電導性塗膜面と、同両塗膜面に通電する電源装置とを設けてなり、海水を電気分解して気泡を発生させることを特徴とする船体摩擦抵抗低減用気体発生装置。