特許
J-GLOBAL ID:200903018594362545

木材用抽出方法およびそれに用いる装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西藤 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-047231
公開番号(公開出願番号):特開平8-243303
出願日: 1995年03月07日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】設備費および処理コストが安く、処理液を効果的に攪拌できて抽出効率のよい木材用抽出装置を提供する。【構成】木材を処理液中に浸漬して木材中の所定成分を処理液中に溶出させて抽出する装置であって、チップ状もしくは粉体状の木材を処理液中に浸漬した状態で循環させる竪置環状の循環処理槽10と、上記循環処理槽10の第1の循環路1に設けられ、上下方向に貫通流路3を有しこの流路3内で処理液と木材とを加熱し処理液の一部を沸騰気化させる蒸発器6と、上記気化された処理液を循環処理槽10の上部から取り出し凝縮液化させて所定成分を抽出する凝縮器4および分離器5とを備え、上記蒸発器6によって第1の循環路1内の循環処理液を気液混合状態にして第2の循環路2内の処理液との間に比重差を形成して循環処理液の循環を促進するようにしている。
請求項(抜粋):
木材を処理液中に浸漬して木材中の所定成分を処理液中に溶出させて抽出する方法であって、チップ状もしくは粉体状の木材を竪置環状の循環処理槽の処理液中に投入し、上記循環処理槽の一方の循環路に設けられた蒸発器の上下方向貫通流路内で、加熱媒体により処理液の一部を沸騰気化させて気液混合状態にすることにより他方の循環路内の処理液との間に比重差を形成して処理液の循環を促進するとともに、上記気化された処理液を循環処理槽上部から取り出し凝縮液化させて所定成分を抽出するようにしたことを特徴とする木材用抽出方法。
FI (2件):
B01D 11/02 ,  B01D 11/02 Z

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