特許
J-GLOBAL ID:200903018596178750

触媒燃焼式蓄熱排ガス処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤野 勝文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-043769
公開番号(公開出願番号):特開平10-238741
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 未処理排ガスに触媒毒となる物質が含まれている場合であっても、触媒の被毒を低減して、触媒寿命を延ばす。【解決手段】 蓄熱層(4)を備えた複数の蓄熱室(5A〜5C)を排ガス加熱室(3)に対して並設し、各蓄熱層(4)と排ガス加熱室(3)との間に、未処理排ガス中に含まれる可燃性成分を酸化燃焼又は熱分解させて浄化処理する触媒層(7A〜7C)が形成され、前記各触媒層(7A〜7C)の蓄熱室(5A〜5C)側及び排ガス加熱室(3)側のいずれか一方又は双方に、排ガス中に含まれる触媒毒を吸着する触媒毒吸着フィルタ(20, 21)を交換可能に装着した。この触媒毒吸着フィルタ(20,21)は、担体に活性アルミナをコーティングして形成され、又は、活性アルミナをコーティングした担体にアルカリ金属又はアルカリ土類金属を担持させて形成されて成る。
請求項(抜粋):
高温の処理済排ガスを排出させる際にその熱を回収し、低温の未処理排ガスを導入する際に当該排ガスを予熱する蓄熱層(4)を有する複数の蓄熱室(5A〜5C)が、未処理排ガスを所定の温度まで加熱する加熱装置(2)を備えた排ガス加熱室(3)に対して並設され、前記排ガス加熱室(3)と各蓄熱層(4)の間には未処理排ガス中に含まれる可燃性成分を酸化燃焼又は熱分解させて浄化処理する触媒層(7A〜7C)が形成されて成り、一の蓄熱室(5A〜5C)から導入された未処理排ガスを前記排ガス加熱室(3)及び前記触媒層(7A〜7C)で浄化処理した後、その処理済排ガスを他の蓄熱室(5A〜5C)から排出すると共に、排ガスの導入側及び排出側を順次交互に切り換えて連続的に処理を行う触媒燃焼式蓄熱排ガス処理装置において、排ガス中に含まれる触媒毒を吸着する触媒毒吸着フィルタ(20, 21)が、前記各触媒層(7A〜7C)の蓄熱室(5A〜5C)側及び排ガス加熱室(3)側のいずれか一方又は双方に交換可能に装着されると共に、当該触媒毒吸着フィルタ(20,21)が担体に活性アルミナをコーティングして形成され、又は、活性アルミナをコーティングした担体にアルカリ金属又はアルカリ土類金属を担持させて形成されたことを特徴とする触媒燃焼式蓄熱排ガス処理装置。
IPC (7件):
F23G 7/06 102 ,  F23G 7/06 ZAB ,  F23G 7/06 ,  F23G 7/06 103 ,  B01D 53/86 ,  B01J 23/02 ZAB ,  F23J 15/00
FI (9件):
F23G 7/06 102 Z ,  F23G 7/06 ZAB N ,  F23G 7/06 ZAB ,  F23G 7/06 ZAB Z ,  F23G 7/06 103 ,  B01J 23/02 ZAB A ,  B01D 53/36 G ,  B01D 53/36 H ,  F23J 15/00 J
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭58-074129
  • 特開昭58-074129
  • 特開平4-326924
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