特許
J-GLOBAL ID:200903018599888448

列車制御用通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 光正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-090288
公開番号(公開出願番号):特開平5-262235
出願日: 1992年03月16日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 軌道回路を用いた列車検知をスペクトラム拡散通信方式で実施し、列車へATC等の情報を耐ノイズ性の高い方式で送出できる。【構成】 第1のPN符号と同じ又は異種で、かつ所定の位相差を有する第2のPN符号で列車制御用信号を拡散処理してレ-ルTの始端側Sへ供給する制御信号供給手段2,4,7,8と、レ-ルTからの信号の車上受信手段A,20と、受信信号を復調処理23して第1のPN符号を抽出する第1の抽出手段と、車上で受信した信号を復調処理28して第2のPN符号を抽出する第2の抽出手段と、抽出信号中からそれぞれ第1、第2のPN符号を検出する第1、第2の検出手段と、第1のPN符号を検出したときから第2のPN符号を検出するまでの時間差を検出して位相差を検出する位相差検出手段31と、その位相差に基づく列車制御用信号出力手段とからなる。
請求項(抜粋):
軌道回路を形成するレ-ルの始端側に列車検知用信号を所定の第1のPN符号で拡散処理して供給し、そのレ-ルの終端側からその拡散処理された信号を受信するとともに、その第1のPN符号で逆拡散処理してその列車検知用信号を検出できるように構成し、その検出された信号の変化によりそのレ-ル上の列車の有無を検知するようにした列車検知手段を備えた列車制御用通信装置において、前記第1のPN符号と同じ又は異種で、かつその第1のPN符号と所定の位相差を有する第2のPN符号で列車制御用信号を拡散処理して前記レ-ルの始端側へ供給する制御信号供給手段と、列車に設けられたアンテナを介して前記レ-ルから信号を受信する車上受信手段と、前記車上受信手段で受信された受信信号を前記列車検知用信号と同じ周波数の信号で復調処理して前記第1のPN符号を抽出する第1の抽出手段と、前記車上受信手段で受信された受信信号を前記列車制御用信号と同じ周波数の信号で復調処理して前記第2のPN符号を抽出する第2の抽出手段と、前記第1の抽出手段で抽出された抽出信号中から前記第1のPN符号を検出する第1の検出手段と、前記第2の抽出手段で抽出された抽出信号中から前記第2のPN符号を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段が前記第1のPN符号を検出したときから前記第2の検出手段が前記第2のPN符号を検出するまでの時間差を検出して前記所定の位相差を検出する位相差検出手段と、前記位相差検出手段の検出した位相差に基づいて列車制御用信号を出力する列車制御用信号出力手段と、を有することを特徴とする列車制御用通信装置。
IPC (4件):
B61L 1/18 ,  B60L 3/08 ,  B61L 3/08 ,  H04J 13/00

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